トマトペースト
<<( ^ω^)ブーンが精子になったようです その2 | トップ | 紅茶専門店店員だけど>>
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-->
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 |
<<( ^ω^)ブーンが精子になったようです その2 | トップ | 紅茶専門店店員だけど>>
しずかちゃんが最終兵器になったようです その3
しずかちゃんが最終兵器になったようです
しずかちゃんが最終兵器になったようです その2
しずかちゃんが最終兵器になったようです その3 ← いまココ
しずかちゃんが最終兵器になったようです その4





231 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 01:13:06.17 ID:yx4MdtPr0
のびた(・・・・・・)
のびた(痛い・・・全身が痛いよ・・・)
松葉杖も折られていました。
それでもなお、のびたくんは這ってでも進もうとしました。
しかし、肉体が限界に達していました
腕、脚が動かないのです
のびた(・・・くそ・・・こんなところで・・・倒れてちゃいけないんだよ・・・)
のびた(しずかちゃんが待っていてくれてるんだ・・・僕みたいなやつを・・・待っててくれてるんだ・・・)

232 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 01:15:24.69 ID:yx4MdtPr0
のびた(なんで・・・こんなに不幸なんだよ・・・)
のびた(しずかちゃん・・・)
のびた(・・・だめだ・・・もう・・・)
遠くからの声を、のびたくんは薄らぐ意識の中で聞いていました

233 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 01:21:50.50 ID:yx4MdtPr0
???「・・・くん。のびたくん!」
のびた「・・・・・・・」
ドラえもん「よかった・・・・気がついた」
そこにいたのはドラえもん、スネ夫君、出木杉君の三人でした
ドラえもん「どうしたの?こんなにいっぱい傷ついちゃって・・・」
のびた「大したことないよ・・・・・・・」
ドラえもん「のびたくん・・・?」
のびた「・・・ねぇ、どうして教えてくれなかったの?」
のびた「世界のこと、それに、しずかちゃんのこと」

234 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 01:25:01.97 ID:yx4MdtPr0
ドラえもん「それは・・・」
ドラえもん「君は理解できないかと思ったんだ・・・」
のびた「・・・僕は確かに意気地なしさ。弱虫で、泣き虫だ」
のびた「でも、このことぐらい教えて欲しかった・・・よ・・・」
ドラえもん「・・・ごめん」
のびた「・・・そうだ、しずかちゃんに会いに・・・痛・・・」
ドラえもん「無理しちゃダメだよ、おぶってあげるから」

ドラえもん「しずかちゃんはどこに?」
のびた「いつもの空き地・・・あそこで会うって、約束したんだ」

237 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 01:27:22.29 ID:yx4MdtPr0
ーーー空き地ーーー
そこには凄惨な光景が広がっていました。
血だらけの男の死体が三つ。その3つの中心に、しずかちゃんが座り込んでいました
出木杉「しずかさん!」
しずか「・・・・・・」
のびた「しずかちゃん・・・」
しずか「・・・どうしてきてくれなかったの、もっと早くに!」
のびた「・・・ごめん」
しずか「また・・・人、殺しちゃった・・・」

238 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 01:28:36.06 ID:yx4MdtPr0
しずかちゃんの着ていた赤色のセーターと青色のズボンはなぜかボロボロでした
スネ夫「・・・・・・」
しずか「・・・もう、私、生きてられない・・・」
のびた「そんなこと・・・」

239 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 01:31:20.18 ID:yx4MdtPr0
しずか「わかってたの・・・もう、普通の人として生きていくのは無理だって」
しずか「でも・・・でもね、私だってもっと長く生きてたかったの」
しずか「でも、今の私は生きてちゃいけない存在・・・私の存在価値は、人を殺すことにしかないもの」
しずか「・・・気がついたらいっつも人が倒れてるの・・・もうこんな思いしたくない」

241 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 01:32:06.66 ID:yx4MdtPr0
しずか「だから・・・お願い、のびたさん」
そういうと、しずかちゃんはのびたくんのあざだらけの手を自分の頬へと押し当てました
しずか「私を・・・殺して」

243 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 01:37:01.59 ID:yx4MdtPr0
のびた「できるわけないじゃないか・・・そんなこと」
しずか「ダメよ。いつか私、のびたさんも殺してしまうわ」
のびた「だからって僕はしずかちゃんを殺せないよ!」

男「見つけたぞ、化け物!」

245 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 01:41:47.09 ID:yx4MdtPr0
女「まぁひどい…またあなたが」
しずか「・・・」
ジャイアン「ちくしょう・・・てめーら・・・」
スネ夫「ジャイアン!」
男「ええい、しつこいな!まだ起き上がれたのか!」

246 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 01:45:00.82 ID:yx4MdtPr0
男がジャイアンを思いっきり殴りました。ジャイアンは呆気なく吹き飛ばされてしまいます
男「…さぁ、ガキ共どくんだ」
出木杉「・・・待ってください」
男「ああ?」
出木杉「・・・あなたたちが殺す必要はありません」

出木杉「僕が、殺します」

293 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 08:09:03.21 ID:yx4MdtPr0
スネ夫「出木杉!」
ジャイアン「出木・・・杉、てめぇ・・・」
出木杉「・・・・・・」
ドラえもん「・・・・・・」
男「・・・お前が殺す?」
出木杉「彼女は普通の女の子。僕にだって殺すことが可能です」
男「・・・・・・」
出木杉「それより、あなた自身の手で殺したいですか?あなたのお子さんと同じような子供を、あなたの手で」

295 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 08:11:19.27 ID:yx4MdtPr0
男「・・・・・・本当にやるんだろうな?」
出木杉「ええ」
男「・・・・チッ」
男はどこかへと去っていきました
後に残った人たちも居心地が悪くなったのか、方々に散っていきました

296 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 08:13:50.33 ID:yx4MdtPr0
出木杉「・・・・・・」
のびた「すごいや、さすが出木杉君!」
ジャイ・スネ「!」
のびた「ああやって嘘ついて一緒に逃げてくれるんだよね!」
のびた「やっぱり、頭のいいやつはいいなぁ」
出木杉「・・・・・・」
出木杉「そうじゃない、のびたくん」

300 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 08:19:27.56 ID:yx4MdtPr0
出木杉「僕は本気で彼女を殺すつもりさ」
しずか「・・・・・・」
のびた「・・・なんだって?」
出木杉「彼女が生きているだけで他の人を殺してしまう」
出木杉「彼女だってそんな生き方、したくないはずだよ」
しずか「・・・げほっ・・・!」
のびた「しずかちゃん!」
咳とともに、しずかちゃんの口から赤い液体が零れ落ちました。

301 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 08:29:10.03 ID:yx4MdtPr0
ドラえもん「身体が機械を拒絶してるんだ・・・」
のびた「そんな・・・ねぇ、ドラえもん!なんとかしてあげてよ!」
ドラえもん「・・・僕は・・・」
のびた「お医者さんカバン!他にも道具、あるじゃないか!」
ドラえもん「道具は使えないよ・・・のびた君にも言ったじゃないか・・・」
のびた「・・・・・・・」
のびた「道具の使えないドラえもんなんて・・・」
ドラえもん「・・・・・・」
のびた「役立たず!バカ・・・バカ!」
のびたくんは泣きながら、ドラえもんの背中を殴りつけます
あざが痛みますが、そんなこと気にしていないようです
ドラえもん「ごめんね、ごめんね・・・」

302 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 08:34:10.64 ID:yx4MdtPr0
しずか「やめて・・・あげて・・・」
のびた「しずかちゃん・・・」
しずか「ドラちゃんは何も悪くない。悪いのは全て、この私・・・」
しず(キャッシュ)「ソウ、ダガ人間ハ使エナイろぼっとヲ許スホド優シクハナイ」
スネ夫「キャッシュ!」
出木杉「・・・・・・」
しず(キャッシュ)「ドウダ、たぬき。オ前ノ存在価値ハオ前ノ持ツ道具ニシカナイトワカッタダロウ」

303 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 08:39:14.43 ID:yx4MdtPr0
ドラえもん「そんな・・・」
しず(キャッシュ)「仮ニオ前ガ何ノ道具モ持タナイタダノたぬきろぼっとダッタトシタラ、ソコノ子供ハオ前ヲ受ケ入レタト思ウカ?」
ドラえもん「・・・・・・」
しず(キャッシュ)「仲間ト騙ルノモ結構ダ。ダガ所詮、ソノ友情モ道具ヲ前提ニ成リ立ッテル事ヲ忘レルナ」

306 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 08:46:32.57 ID:yx4MdtPr0
ジャイアン「てめぇ、何のようだ!」
しず(キャッシュ)「・・・別ニ?君達ノ足掻キ方が面白クテネ。ツイ口出シシテシマッタヨ」
ジャイアン「・・・ちくしょう・・・」
出木杉「・・・・・・」
出木杉「・・・キャッシュ。ここで僕がしずかさんを殺したらどうなる?」

307 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 08:51:56.20 ID:yx4MdtPr0
しず(キャッシュ)「ドウニモナランナ タダ私トシテハ全ク面白クナクナッテシマウガ」
しず(キャッシュ)「ソレニシテモ、オ前ハ本当ニ本気ナノカ・・・ハハッ、ソンナ子供モ面白イナ」
出木杉「・・・・・・」
のびた(しずかちゃんは・・・僕が守るんだ・・・)
のびた「くっ!」
ドラえもん「!のびたくん!」

308 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 08:57:58.93 ID:yx4MdtPr0
のびたくんは、ポケットからもう一つのタケコプターを取り出して頭につけました。
そして、ドラえもんの背中を離れて飛びました。
器用に飛んで、しずかちゃんの両腕を掴みます
しずか「!」
のびた「くあぁっぁ・・・」
そのまま一生懸命しずかちゃんを持ち上げます
出木杉「のびたくっ・・・!?」
止めようとする出木杉君の足を、ジャイアンが掴んでいました。

311 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 09:07:36.22 ID:yx4MdtPr0
のびた「いくよ!しずかちゃん!」
しずか「!?」
出木杉「だめだ!のびたくん!」
出木杉「君が、殺されてしまう!」

のびた「しずかちゃんをそんな目で見るな!」
のびた「しずかちゃんはずっと僕の友達だ!友達は絶対守るんだ!」

ジャイアン「・・・のびたぁ!」
のびた「!」
ジャイアン「ずっと一緒にいてやるんだぜ!わかったな!」
のびた「・・・うん!」

312 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 09:10:48.53 ID:yx4MdtPr0
のびたくんはしずかちゃんを引き連れ、飛び立ちました


出木杉「ドラえもん君!早くタケコプターで!」
ドラえもん「・・・・・・」
出木杉「ドラえもん君!」

ドラえもんは何も答えず、ただ、遠くに消えていくのびたくんたちを見続けていました。

313 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 09:13:50.92 ID:yx4MdtPr0
ーーー裏山ーーー
のびた「・・・ふう、ここまでくればとりあえず大丈夫・・・かな」
しずか「・・・のびたさん」
のびた「待ってね今降ろすから」

のびた「・・・っ・・・」
しずか「のびたさん!・・・ムチャなんてするから・・・」
のびた「いいんだ・・・大丈夫」
しずか「・・・大丈夫じゃないわよ、足・・・」
のびた「・・・ははっ」

314 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 09:16:06.17 ID:yx4MdtPr0
のびた「・・・そういえばしずかちゃんたち、高井山に行く予定だったんだよね」
しずか「・・・!」
のびた「僕も行きたかったよ・・・でも、こんな足になっちゃったし、どうせ行けないや」
しずか「・・・のびたさん」
のびた「?」

315 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 09:20:30.67 ID:yx4MdtPr0
しずか「あれはね・・・嘘だったの・・・エイプリルフールの嘘・・・だったっの・・・」
のびた「・・・・・・」
のびた「そうだったの・・・よかった・・・」
しずか「本当はのびたさんも一緒に行こうって・・・でも・・・」
のびた「・・・行こうよ」
のびた「全部元に戻ったらさ、みんなで行こう?」
しずか「・・・・・・」
それは、可能性すらも望めない言葉でした
それでも、しずかちゃんは少し微笑んで、頷いたのです

318 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 09:23:00.19 ID:yx4MdtPr0
しずか「・・・・・・・・・・・!」
のびた「………しずかちゃん?」
しずか「・・・ここの地下」
のびた「え?」
しずか「裏山の地下に何かがある・・・何かが私を・・・呼んでる・・・」
のびた「・・・」

319 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 09:25:10.26 ID:yx4MdtPr0
ーーー路上ーーー
出木杉「どこに飛び去ったんだ・・・早く行こう!」
スネ夫「・・・のびたのことだから、裏山じゃないかなあ」
出木杉「よし、じゃあまずそこにいこう!」
ドラえもん「・・・・・・・」
男「おい、お前!」
出木杉「!」

320 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 09:28:58.36 ID:yx4MdtPr0
男「ここで何をしている・・・まさか、殺さなかったんじゃないだろうな」
出木杉「そんなこと・・・ちゃんと空き地で殺しましたよ」
ジャイアン「・・・・・・」
男「・・・・本当だな?」
出木杉「本当です。なんなら見に行けばいい。僕たちは見たくもないですけどね」
男「・・・・・」
男は黙って空き地のほうへと向かいました

321 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 09:30:29.36 ID:yx4MdtPr0
ジャイアン「出木杉、お前・・・」
出木杉「さ、早く行こう」
スネ夫「考えが変わったんだな!」
出木杉「・・・そうじゃない。ただの時間稼ぎさ。それに、ああ言う方がすぐに引き下がってくれると思ったから」
ジャイアン「・・・てめぇ・・・」

322 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 09:35:31.64 ID:yx4MdtPr0
ーーー裏山 地下ーーー
のびた「こんなところに階段が・・・」
しず(キャッシュ)「オヤ、ヨウコソ、我ガ研究所ヘ」
のびた「!」
しず(キャッシュ)「マサカコンナニモ早ク見ツカッテシマウトハネ」
しず(クロン)「機械化ガ進ンデイルト言ウコトデショウナ」
しず(キャッシュ)「奥ニ進ムトイイ オ迎エシヨウ」

323 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 09:42:00.43 ID:yx4MdtPr0
ーーー研究所ーーー
キャッシュ「ようこそ」
のびた「キャッシュ・・・!」
キャッシュ「以前はお世話になったね・・・こうして、復讐できたことを嬉しく思うよ」
しずか「・・・・・・」
クロン「キャッシュ様、この小娘、いつ暴走するか分かりませんぞ」
キャッシュ「暴走してもいい・・・どうせ、数日ともたない世界だ」
のびた「・・・本当にないのか!しずかちゃんを元に戻す方法は!」

334 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 10:03:24.10 ID:yx4MdtPr0
キャッシュ「ほう・・・世界よりその子か」
のびた「・・・・・・」
キャッシュ「どうだ、ドクタークロン、この子を治すことは出来るか」
クロン「無理でしょう・・・脳も結構弄りましたからなあ・・・完全に元に戻すのは不可能」
キャッシュ「ということだ、あきらめろ」
のびた「あきらめられないよ!」

キャッシュ「・・・それより、私たちも君に用があってここに呼んだんだ」
のびた「・・・・・・」

336 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 10:05:46.86 ID:yx4MdtPr0
キャッシュ「どうだ、お前も人間兵器にならないか?」
のびた「なんだって・・・」
クロン「もう一つ違う工程で改造してみたいんですよ」
のびた「・・・・・・」
しずか「ダメよ!のびたさん!」
のびた「………」
クロン「安心しろ、脳の改造はしない」
のびた「・・・・・・」

338 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 10:11:06.38 ID:yx4MdtPr0
のびた(しずかちゃんを守る・・・)
のびた(そのためなら・・・)
のびた「・・・・・・」
しずか「のびたさん!?」
キャッシュ「ほう、承諾するのか・・・いいだろう ドクター」
クロン「はい。さ、こっちだ」
しずか「・・・・・・」
のびた(守れる・・・力が欲しいんだ・・・)

368 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 13:05:51.76 ID:yx4MdtPr0
キャッシュ「・・・嫌か?あの男が機械になるのは」
しずか「・・・・・・」
しずか「私は・・・あなたを殺したい」
キャッシュ「・・・ハァッハッハッハ・・・それはそうだろうな、だがお前は、自分の意思で武器を出すことができない」
しずか「・・・・・・」
キャッシュ「まぁゆっくりしておけ・・・すぐに終わる」

370 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 13:13:48.12 ID:yx4MdtPr0
ーーー路上ーーー
男「おい、待てぇ!」
出木杉「・・・しまった、もう来てる・・・それも、大勢」
スネ夫「ど、どうするのさ!?」
ちょうどそこで、分かれ道が見えました。
出木杉「・・・二手に分かれよう、そして裏山で落ち合おう!」
スネ夫「・・・わかった!でも、どういう風にわかれたら・・・」
ジャイアン「スネ夫!こっちだ!」
スネ夫「あ、うわぁ!?」

371 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 13:17:14.02 ID:yx4MdtPr0
出木杉「・・・よし、ドラえもんくん、僕たちはこっちへ!」
ドラえもん「う、うん・・・」

男「はぁ…畜生、待てと言ってるだろう!」
出木杉「やっぱり・・・大方の狙いは僕か・・」
出木杉「ドラえもん、タケコプターあるよね?」
ドラえもん「あ、あるけど・・・」
出木杉「空に逃げるんだ、そして、裏山に・・・」
ドラえもん「む、無理だよ・・・そんな、君を見捨てていくなんて!」
出木杉「・・・今ののびたくんは何をしでかすか分からない・・・勿論、しずかさんも」
出木杉「止められるとしたら君しかいないよ、ドラえもん」
ドラえもん「・・・・・・」
出木杉「さ、早く!」

372 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 13:19:51.87 ID:yx4MdtPr0
ドラえもん「ごめん、ごめんね・・・」

出木杉「・・・よし、これで後は僕が逃げればいいんだな」
男B「いたぞ、ここだ!」
男「いいぞ、挟み撃ちだ!」

373 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 13:22:34.55 ID:yx4MdtPr0
ーーー空中ーーー
ドラえもん「裏山、裏山へ・・・」
ドラえもん「のびたくん・・・ムチャしちゃダメだよ・・・」

376 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 13:28:18.50 ID:yx4MdtPr0
ーーー研究所ーーー
クロン「・・・よし、完成だ」
のびた「・・・・・・」
クロン「部品が足りなくてね・・・あまり大掛かりなものは出来なかったよ、だがちゃんと翼はつけておいた」
のびた「・・・ああ、どうも」
クロン「・・・後悔しないんだろうね?今更聞いても仕方ないが」
のびた「しないよ。どうせ世界は終わるんだ」

377 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 13:32:14.63 ID:yx4MdtPr0
のびた「・・・お待たせ」
しずか「・・・のびたさん・・・」
キャッシュ「さぁ、どうするつもりだ?これから」
のびた「・・・逃げるよ。誰もいないところに」
キャッシュ「だがそのうち、その子は暴走する」
キャッシュ「人を殺す姿を、黙ってみていられるのか?」
のびた「・・・・・わからない。でもきっと、止めてみせる」

378 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 13:33:34.17 ID:yx4MdtPr0
キャッシュ「奇蹟でも待とうというのか?哀れだ」
のびた「・・・・・・・」
キャッシュ「大人として一つ、教えておいてやろう」

キャッシュ「奇蹟など起きない、時は自然にしか流れない」
のびた「・・・・・・」
キャッシュ「さぁ、いけ。せいぜい楽しませてくれよ」

381 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 13:40:48.38 ID:yx4MdtPr0
ーーー裏山 地上ーーー
ドラえもん「のびたくん・・・ここにはいないのかなぁ・・・」
のびた「・・・あ・・・・・・・」
ドラえもん「!のびたくん!」
突然現れたのびたくんとしずかちゃんに、ドラえもんは晴れやかな笑顔を見せます
しかし、のびたくんのほうは俯いてしまいました。
そして
ドラえもん「・・・のび・・・た・・・・・・・くん」
ドラえもんの横を、素通りしてしまいました。

382 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 13:42:34.82 ID:yx4MdtPr0
ドラえもんはいそいで振り返りました。
そこには、銀色の翼をはためかせるのびたくんの姿があったのです
ドラえもん「ど、どうして・・・のびたくんまで・・・」
飛び去っていくのびた君としずかちゃん
ドラえもんはその場にへたり込んでしまいました

383 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 13:46:15.92 ID:yx4MdtPr0
ドラえもん(なんで・・・のびたくん・・・)
ドラえもん(ここに・・・何かあるのかな・・・?)
のびたくんが現れた場所まで歩くドラえもん
そこには、地下へと続く階段がありました。

385 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 13:52:54.21 ID:yx4MdtPr0
ーーー研究所ーーー
ドラえもん(・・・ここは?)
キャッシュ「おや、今度は青ダヌキか」
ドラえもん「・・キャッシュ」
キャッシュ「どうした?お前のお友達はもう帰ったぞ」
ドラえもん「やっぱり・・・お前たちが・・・のびたくんを・・・」
キャッシュ「・・・フン、彼が自分で望んだのだ。私たちが強制したのではない」
ドラえもん「な、なんだって・・・!」
キャッシュ「お前が頼りなさ過ぎて、自分で強くなることを選んだんじゃないか?」

391 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 14:08:38.16 ID:yx4MdtPr0
ドラえもん「・・・ここは・・・」
キャッシュ「研究所さ。空間転送のための」
ドラえもん「なら!ここにバリアループの発生装置が」
キャッシュ「・・・ほぉう」
キャッシュ「・・・覚えていたのか」

393 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 14:11:29.82 ID:yx4MdtPr0
ドラえもん「どこだ!どこにある」
キャッシュ「言うと思うか?」
ドラえもん「言え!言わないと・・・」
キャッシュ「・・・殺すか?」
ドラえもん「・・・・・・・」

395 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 14:16:43.90 ID:yx4MdtPr0
キャッシュ「・・・いいだろう、バリアループは解除してやる、だが」
ドラえもん「・・・・・・」
キャッシュ「タイムパトロールが気付いて、ここに救助にくるまでどれだけかかるだろうなぁ・・・」
キャッシュ「ここは通常の四次元空間ではない・・・私が時空輸送に使っていた、裏ルートだ」
キャッシュ「それまでにこのトーキョーが崩壊すればどうなる?」
ドラえもん「・・・・・・・」
キャッシュ「・・・それでもいいなら、お前の賭けにのってやろう」

398 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 14:23:16.87 ID:yx4MdtPr0
ドラえもん「……わかったよ」
キャッシュ「おお、ベットは重いぞ?」
ドラえもん「・・・・・・」
キャッシュ「お前ごとき一ロボットに、幾多の人間の生命を左右する権利はあるのか?」
ドラえもん「僕はロボットとしてじゃなく、真実を知る者として賭けに出る」
ドラえもん「・・・助かる可能性があるならば・・・」
キャッシュ「・・・いいだろう。私にもとやかくいう権利はない」
キャッシュ「ドクタークロン」
クロン「はい」

399 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 14:27:12.15 ID:yx4MdtPr0
キャッシュ「最後に言っておくが、一度解除したバリアを再度構成することはできない」
ドラえもん「・・・・・・」
クロン「・・・バリア、解除しました」
特にゆれも何もおきませんでした。
キャッシュ「空にも変化はないだろう・・・バリアはただ電時波を阻害するだけの透明な物体だからな」
ドラえもん「・・・・・・」

キャッシュ「さぁ、行かなくていいのか?お仲間の下へ」
ドラえもん「・・・」
キャッシュ「まあ・・・道具を失ったお前を、お友達が受け入れてくれるとも思えないが、な」

401 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 14:31:30.28 ID:yx4MdtPr0
ドラえもん「のびたくんたちは・・・」
ドラえもん「のびたくんたちは、そんなことで僕を見捨てたりなんかしない!」
キャッシュ「思い込みだな 人間は使えなくなったものをあっけからんと忘れるぞ」
ドラえもん「そんなこと・・・ない・・・」
キャッシュ「私と問答していても分からんぞ、さぁ、いけ」
ドラえもん「・・・・・・」

402 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 14:36:54.79 ID:yx4MdtPr0
ーーー路上ーーー
ジャイアン「・・・はっはっ・・・」
スネ夫「こっちは・・・あまり・・・追ってこない・・・みたいだね・・・」
ジャイアン「・・・くっ・・・!」
スネ夫「じゃ、ジャイアン!」
スネ夫「身体ボロボロなんだから・・・無理しちゃダメだ」
ジャイアン「・・・ちくしょう・・・・」
その時
彼らの頭上を二つの物体が通過しました
スネ夫「・・・あれは」
ジャイアン「のびた・・・おい!のびたぁ!」

406 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 14:43:45.77 ID:yx4MdtPr0
のびたくんが一瞬見下ろしたような気がしました。しかし
スネ夫「・・・いっちゃった・・・」
ジャイアン「ちくしょう!俺らを無視するとはいい度胸じゃねえか!今度あったら・・・今度会ったら・・・ぶっとばしてやらぁ・・・」
スネ夫「・・・でも」
ジャイアン「ん?」
スネ夫「どうして・・・のびたにまで羽が生えての・・?」
ジャイアン「・・・!!」
ジャイアン「あの野郎・・・まさか・・・」

408 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 14:46:49.89 ID:yx4MdtPr0
ーーー別の路上ーーー
男「よくも嘘ついてくれたなぁ・・・えぇ?ガキだからってただですむと思ってんじゃねえだろうなぁ!?」
男B「お前もあの化け物の仲間なんだろ!」
女「こ、殺しちゃえばいいのよ、そんな奴・・・悪魔よ、子供の姿をした悪魔なのよ!」
男C「殺せ、殺しちまえ!」
出木杉(八方ふさがり・・・逃げられない、か)
出木杉(でも、ドラえもんならきっと・・・助けられる道を・・・)
出木杉(はは・・・しずかさんを殺そうとした罰かなぁ、これ)
男「殺せぇ!」
大勢「おぉぉ!」

410 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 14:50:18.72 ID:yx4MdtPr0
ーーー空中ーーー
ドラえもん「どこ行ったかな・・・あの時やっぱり追いかければよかったんだ」
ドラえもん(ああもう、僕のばかばかばかばかばかばか・・・)

ドラえもん(・・・あれ?)
そこに見たのは人の群れ。何かから離れていくようにぞろぞろと散っていきます
ドラえもん(・・・・・・・!)
ドラえもん「出木杉君!」

412 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 14:53:51.36 ID:yx4MdtPr0
ーーー路上ーーー
ドラえもん「出木杉君!出木杉君!」
しかしもう、息はありません。
体中は傷だらけ。大勢によってたかって殴られ、蹴られ・・・それを繰り返されたのでしょう。
ドラえもんの目から。ほろり、と涙が流れ落ちました
ドラえもん「僕のせいだ・・・・僕が先に行っちゃったりしたから・・・こんな・・・」
ドラえもん「ごめん、ごめんよぉ・・・」

418 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 14:57:36.16 ID:yx4MdtPr0
ーーー別の路上ーーー
スネ夫「と、とにかく追いかけようよ!」
ジャイアン「・・・!待て、隠れろ!」
スネ夫「むがっ」

男「・・・化け物自体はどこにいったんだ。手下を殺しても仕方ない」
男B「さっき飛んでいく何かを見たって人がいた。もしかしたら」
男C「捜してみよう」

ジャイアン「・・・・・・」
スネ夫「ねえ、化け物ってしずかちゃん・・・だよね?」
スネ夫「じゃあ・・・手下って・・・」
ジャイアン「・・・考えてても仕方ねえ・・・行くぞ」

420 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 15:01:15.41 ID:yx4MdtPr0
ーーー空中ーーー
のびた「・・・どこに行こうか、しずかちゃん」
しずか「・・・・・・」
のびた「とにかく、人のいないところにいこう」
その時でした
しずか「・・・ッ・・・!」
のびた「しずかちゃん・・・?」

421 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 15:02:40.99 ID:yx4MdtPr0
しずか「・・・・・・」
のびた「しずかちゃん、どうしたのさ」
しずか「・・・・敵」
のびたくんがしずかちゃんの顔を覗き込みました
その目が、妖しく光りました
しずか「あなたは・・・敵!」
のびた「!」

422 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 15:07:08.95 ID:yx4MdtPr0
しずかちゃんがついに暴走を始めたのです。
その腕が変化し、銃口があらわれました
のびた「しずかちゃ・・!」
のびたくんの言葉が終わる前に、銃口が火を噴きました
しかし
間一髪、急所は外れました。
が、銀色の翼が撃ち抜かれました

423 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 15:10:20.12 ID:yx4MdtPr0
バランスを失い、よろよろと墜落するのびたくん
そののびたくんにしずかちゃんは更に追い討ちをかけます。
片翼を懸命に動かしてよけきるのびたくん、そこでついに、地面へと降り立ちました。

425 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 15:13:51.46 ID:yx4MdtPr0
骨折した足はクロンによって機械の足に変えられています。
そのおかげで、のびたくんはしっかりと地に立つことができました。
のびた「しずかちゃん!」
しずか「・・・!」

426 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 15:18:57.19 ID:yx4MdtPr0
しずかちゃんの中で葛藤が始まりました
人工的な本能が彼女を揺さぶります。しかし、生得の理性がそれを必死で抑えようとします
結果
しずかちゃんは空中で叫び狂っていました

それは女の子ではなく、まるで獣のような叫び声・・・
その大きな声は町中に響き渡りました。

427 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 15:25:47.34 ID:yx4MdtPr0
のびた「しずかちゃん!」
その咆哮は彼女には届きません
彼女は、文字通り狂っているのです

彼女の肩から、小さな爆弾が零れ落ちてきました。
それは地面を爆音とともに崩壊させます。
のびた「しずかちゃん!だめだ!」
しかし、飛び上がれない。
タケコプターを使おうと思いましたが、バッテリー切れです

429 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 15:28:55.41 ID:yx4MdtPr0
それでもなお、爆弾は零れ落ち続けます。無限のように。
そして、不自然な振動が始まりました
その振動は爆弾の衝撃によるものだけではありません。
もっと強く、不規則な振動・・・
やがて、空間に火花が散り始めました。





431 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 15:29:43.26 ID:yx4MdtPr0
・・・ちょっとネタぎれですorz
4時に再開しますので、
それまでお待ちくださいorz
毎度毎度すみませんorz



しずかちゃんが最終兵器になったようです その4
スポンサーサイト
【2006/04/03 15:42】 | 〆(・ω・ ) ヨミモノ | トラックバック(1) | コメント(2) |
<<( ^ω^)ブーンが精子になったようです その2 | トップ | 紅茶専門店店員だけど>>
コメント
絵がほしぃっす
【2006/04/03 21:34】 URL | 名乗るのマンドクセ('A`) #79D/WHSg[ 編集]
おk。
次は絵も載せる。
【2006/04/03 22:39】 URL | キティ@中野人 #79D/WHSg[ 編集]
トラックバック
トラックバックURL
http://nantara.blog73.fc2.com/tb.php/520-a912395d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
く どう しずか
...。その3つの中心に、しずかちゃんが座り込んでいました 出木杉「しずかさん!」 しずか「・・・・・・」 のびた「しずかちゃん・・・」 しずか「・・・どうしてきてくれなかったの、もっと早くに!」 のびた「・・・ごめん」 しずか「また・・・人、殺しちゃった・・・」 23 人気Blogランキング[今週20位]【2006/04/16 04:22】
オススメ

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

個人的に大好き


リンク

最近のコメント

最近のトラックバック

その他

2ちゃんねる関連リンク・2ちゃんねらオンリ検索エンジン

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。