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しずかちゃんが最終兵器になったようです その4
しずかちゃんが最終兵器になったようです
しずかちゃんが最終兵器になったようです その2
しずかちゃんが最終兵器になったようです その3
しずかちゃんが最終兵器になったようです その4 ← いまココ





449 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 16:09:56.24 ID:yx4MdtPr0
ーーー路上ーーー
ドラえもん(・・・これは・・・!)
空間の火花を見たドラえもん
ドラえもん(空間が・・・歪んできている。
空間の火花
それは、空間の崩壊の予兆でした。

しずかちゃんが起こした幾度もの爆撃
それが世界を揺さぶり、不安定だった空間を崩壊させ始めたのです
ドラえもん(このままじゃ・・・タイムパトロールが来る前に崩壊しちゃう・・・!)

451 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 16:13:31.93 ID:yx4MdtPr0
ーーー別の路上ーーー
スネ夫「ジャ、ジャイアン・・・なんだろう、この火花・・・」
ジャイアン「知るか!・・・それよりもさっきの声・・・」
スネ夫「やっぱりしずかちゃん・・・」
ジャイアン「ちくしょう・・・のびたは何やってんだ・・・!」

453 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 16:18:19.14 ID:yx4MdtPr0
ーーー研究所ーーー
クロン「やっとネコの改造が終わりましたよ」
キャッシュ「・・・そうか」
クロン「まぁ、失敗に終わりましたがね」
キャッシュ「・・・・・・」

クロン「・・・おや、これは・・・?」
キャッシュ「なんだ?この火花」
クロン「おそらくは空間崩壊の兆しでしょう。何者かがこの世界に大きな衝撃を与えたと・・・」
キャッシュ「・・・フッハハッハ・・・何者かだと?決まっているではないか」
キャッシュ「あの二人・・・さすが、期待通りの働きをしてくれる・・・!」

454 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 16:22:26.86 ID:yx4MdtPr0
ーーー路上ーーー
スネ夫「あ、あれ、ドラえもんじゃない!?」
ジャイアン「ほんとだ・・・おーい、ドラえもーん!」

ドラえもん「ジャイアンにスネ夫・・・」
スネ夫「よかった、生きてて・・・」
ジャイアン「・・・出木杉は?」
ドラえもん「・・・・・・」

455 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 16:25:27.17 ID:yx4MdtPr0
ジャイアン「出木杉が・・・」
ドラえもん「僕の・・・僕のせいなんだぁぁ・・・全部僕の・・・せいなん・・・だ・・・」
スネ夫「そんなことないよ・・・確かに、出木杉が死んだのは悲しいけど・・・ねぇ、ジャイアン」
ジャイアン「・・・・・・」
スネ夫「ジャイアン?」
ジャイアン「・・・ちくしょう、素直に悲しめねえよ・・・あいつ、しずかちゃんを殺そうとしてたじゃねえか・・・」
スネ夫「・・・・・・」
スネ夫「で、でさ、ドラえもん・・・この火花、何か分かる?
ドラえもん「・・・これはね」

457 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 16:32:18.48 ID:yx4MdtPr0
スネ夫「・・・そんな、どうすんだよ!」
ジャイアン「しずかちゃんを止めるしかねえ・・・さっきからの地震もそれが原因なのか」
ドラえもん「・・・うん、そうだ。しずかちゃんを止めて、タイムパトロールが来るのを待つしかない」
ドラえもん「でも・・・ねえ、二人のうちどちらか、ついてきてくれないかな」
スネ夫「え・・・」
ドラえもん「僕には・・・」
ドラえもん「少し行くところがあるんだ」
ジャイアン「・・・スネ夫、行ってやれ」
スネ夫「ジャイアン・・・」
ジャイアン「・・・任せたぜ、ドラえもん」
ドラえもん「・・・うん」

459 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 16:39:42.66 ID:yx4MdtPr0
ドラえもんは一つの策を胸に秘めていました
ついさっひらめいた策・・・
それを実行するために、ある場所へと向かっていたのでした。

461 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 16:44:57.04 ID:yx4MdtPr0
ーーー別の路上ーーー
のびた「しずかちゃん・・・くそっ・・・どうすればいいんだ・・・」
男「おい、化け物だ!」
男B「やっぱりここにいたのか・・・あぁ!また爆撃してやがる!」
男C「ち、近寄るな!逃げたほうが・・・」
男「いや、ここから銃で撃つ!」
のびた「!」
のびた「やめろぉぉぉぉぉ!」

462 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 16:46:24.42 ID:yx4MdtPr0
男「!あいつは・・・!」
男B「ば、化け物の仲間だ!」
のびた「しずかちゃんを撃っちゃダメだ!」
男C「ひ、ひぃ・・・ち、近づいてくるぞ」
男「ッ!あいつから殺す!」
そういって男はのびたくんに銃を向けました

463 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 16:49:00.95 ID:yx4MdtPr0
男が銃を向ける姿。
それを、しずかちゃんが見てしまいました
しずか「・・・!」
咄嗟に、銃口を男に向けます。
そのとき、本能と理性が一致していました
しずか(のびたさんを・・・死なせない・・・!)

465 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 16:53:03.14 ID:yx4MdtPr0
一直線に、のびたくんは男に向かって走ります
男はまさに化け物を見る目つきで、引き金を引きました。
その弾丸は、のびたくんの左腕にあたり、吹き飛びました
そこからあらわれたのは・・・幾色もの配線とパーツ
男C「うわっぁあ・・・機械が・・・機械がでてきたぁ!」
男B「クソ、やっぱ化け物だったのか!」
男「今度ははずさねえ・・・」

のびたくんはかまわず走ります
しかし、いつの間にか止んだ爆撃に不審に思って、空中のしずかちゃんのほうを向きました。
しずかちゃんの銃が、こちらに向けられていました

476 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 17:20:18.07 ID:yx4MdtPr0
のびた君のその行動を見て、やっと男も、自分に銃が向けられていることに気付きました
男「・・・ヒ・・・ヒィ・・・」
しずか「・・・・・・・」
のびた「だめ!しずかちゃん!撃っちゃダメだ!」
その声は、無駄です
すでにしずかちゃんの目は殺意の色に染まっていました
のびた「くっ・・・」
のびたくんが男の前に立ちはだかったのと、しずかちゃんが銃弾を放ったのはほぼ同時の出来事でした

479 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 17:26:55.61 ID:yx4MdtPr0
のびた(守りきれなかった・・・のかな・・・)
のびた(でも・・・ここで僕は・・・)
しかし
そののびたくんを突き飛ばし、彼に代わって男の前に立ちはだかった男がいました
のびた「!」

481 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 17:29:40.24 ID:yx4MdtPr0
バスッと
空気の抜けたような音が響きました
のびた「・・・あぁ・・・ああぁ・・・・」
のびた「ジャイ・・・アン・・・?」
ジャイアン「・・・へへっ・・・」
巨体が、崩れました

483 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 17:37:34.97 ID:yx4MdtPr0
のびた「ジャイアン・・・?どうして・・・」
ジャイアン「・・・るせえよ、なんだぁ、お前」
ジャイアン「お前の守り方って・・・こんなやり方・・・だったのかよ・・・」
ジャイアン「・・・てめぇがこんな形で死んで・・・しずかちゃんが喜ぶと思ったか・・・?」
のびた「・・・・・・」
ジャイアン「ふざけんじゃねえ・・・あん時お前が見せた男気は・・・嘘だったのか・・・?」
ジャイアン「男なら最期まで守ってやれっつの・・・わかった・・・な」
ジャイアン「心の・・・ともよ・・・」
のびた「ジャイアン!」
ジャイアンはゆっくりと目を閉じました。
次の瞬間、のびたくんの叫び声が轟きました。

488 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 17:40:43.33 ID:yx4MdtPr0
ーーー研究所ーーー
キャッシュ「・・・ほう、一人死んだか」
クロン「はい?」
キャッシュ「やはり聞いていると面白い。あいつはどんどん人を殺すよ」
クロン「・・・はぁ」

ドラえもん「・・・キャッシュ」
スネ夫「・・・・・・」

491 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 17:45:28.36 ID:yx4MdtPr0
キャッシュ「・・・ん?何の用だお前達」
スネ夫「い、今・・・誰か死んだって・・・」
キャッシュ「ああ、死んだな」
キャッシュ「ほら、誰だったか・・・あの時、上半身裸で、歌を歌って私のペットを倒してくれた男」
スネ夫「・・・ジャイアンが・・・!?」
キャッシュ「そんな名前なのか」
スネ夫「・・・そんなぁ・・・」

492 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 17:49:02.12 ID:yx4MdtPr0
ドラえもん「・・・・・・」
ドラえもん「・・・たしか、次元転送装置が壊れたんだよね」
クロン「・・・ああ、核となる部分が焦げてしまってね・・・」
ドラえもん「見せて」
キャッシュ「なぜだ」
ドラえもん「もしかしたらそれ・・・直せるかもしれない」

493 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 17:52:02.16 ID:yx4MdtPr0
キャッシュ「・・・・・・」
キャッシュ「・・・フン」
キャッシュ「言うと思うか?青ダヌキ」
ドラえもん「・・・・・・」
キャッシュ「直されたら困るね、もう遊べなくなってしまう」
ドラえもん「・・・教えてもらうといったんだ・・・!」

495 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 17:55:08.53 ID:yx4MdtPr0
ドラえもんが走り出しました
その時速、129.3km
そのスピードのまま、ドラえもんはキャッシュの頬を張ったのです
よろめくキャッシュ。ドラえもんは、彼の腰ベルトにあった拳銃を奪い取りました

497 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 17:58:28.84 ID:yx4MdtPr0
その銃をキャッシュに向けるドラえもん
クロンとスネ夫はただ唖然としてみています
キャッシュ「・・・ほう、この俺を殺すのか」
ドラえもん「・・・・・・」
キャッシュ「いいのか?私を殺せばこの空間の崩壊は止められないぞ」
ドラえもん「だから早く教えてって言ってるんだ・・・さあ早く!」
キャッシュ「・・・・・・」
キャッシュ「大方読めたぞ、お前のやりたいことが」

499 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 18:00:40.50 ID:yx4MdtPr0
キャッシュ「次元転送に必要な部品・・・それが、お前の身体の中に組み込まれているんだな?」
スネ夫「!!?」
ドラえもん「・・・・・・」
キャッシュ「それを使えばいい。つまりお前を解体すれば解決すると」
ドラえもん「・・・・・・そうだよ」
スネ夫「お、おい!ドラえもん!」
キャッシュ「自分の身を捨てて人間に尽くすのか・・・ははははは、まさにロボットの鑑だな」

500 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 18:03:31.11 ID:yx4MdtPr0
キャッシュ「そういうことならば・・・教えてやろうか、おい、ドクタークロン」
クロン「はい」
キャッシュ「青ダヌキを案内しろ」
クロン「いいんですか?」
キャッシュ「かまわない。」
クロン「はい・・・それでは、こちらへ」
スネ夫「・・・・ドラえもん」
ドラえもん「・・・ごめんね」

569 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 22:13:57.21 ID:yx4MdtPr0
クロンはドラえもんとスネ夫くんを研究所の奥へと案内していきました。
スネ夫「・・・この生き物たちは・・・」
クロン「私の研究成果だ・・・どれも自信作・・・といいたいが、中には失敗しているものもあってね」
色々な生物がいます。中には、実験に失敗したのか、死んでしまっている動物もいます
思わずスネ夫君は目を背けました

その中のひとつの飼育かご
それに、ドラえもんは目をとめました。
ドラえもん「・・・・・・!」

571 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 22:16:46.78 ID:yx4MdtPr0
灰色の毛並み・・・可愛らしい顔・・・それはまさに
ドラえもん「みぃ・・・ちゃん・・・!」
ドラえもんの友達。ネコのみぃちゃんだったのです
クロン「それは、人語を喋らせようとして失敗したサンプルだよ」
クロン「今はまだ動いているが・・・数日後には死ぬだろうね」

573 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 22:21:38.89 ID:yx4MdtPr0
みぃちゃんがドラえもんを見とめました。そして、弱々しい鳴き声をあげます
ドラえもん「・・・・・・って」
スネ夫「え?」
ドラえもん「痛いって・・・鳴いてる・・・痛いって・・・」
クロン「ほう、猫型ロボットはネコの声を認知できるのかね・・・興味深い」
ドラえもん「!」
ドラえもんが反射的に拳銃をクロンに突きつけました。今にも引き金を引きそうな勢いで
スネ夫「だめだ!・・・ドラえもん」
ドラえもん「・・・うぅ・・・」
ドラえもんも泣いていました。涙が床に次々と流れ落ちます
クロン「・・・来たまえ、こっちだ」
ドラえもん「みぃちゃん・・・ごめんね・・・」
ドラえもん「あっちでまた・・・遊ぼうね・・・」

576 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 22:27:51.28 ID:yx4MdtPr0
スネ夫「・・・ねぇ、ドラえもん」
ドラえもん「・・・なぁに?」
スネ夫「どうして僕を連れてきたんだい?」
スネ夫「僕は何も・・・できないよ・・・?」
ドラえもん「・・・・・・」
ドラえもん「本当はね・・・」
クロンには聞こえないようにドラえもんは小声で話します
ドラえもん「クロンも、キャッシュも殺すつもりだった」
スネ夫「・・・!」
ドラえもん「未来の機械は進歩してるから、僕の機械を装置に取り付けさえすればあとはほとんど自動で動く」
ドラえもん「君には、・・・その手伝いを少しだけしてもらおうと思ったんだ」
ドラえもん「でも、できない・・・」
ドラえもん「ロボットは人を殺しちゃいけないんだ・・・」

578 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 22:30:14.49 ID:yx4MdtPr0
スネ夫「今更そんなこと」
ドラえもん「ごめん・・・でも、次元さえ元に戻ればみんな元通りになるから・・・ね?」
スネ夫「・・・・・・」
そのとき、空間に散る火花が激しさを増しました。
クロン「・・・ほう、これはどうやら」
クロン「誰かと誰かが戦ってでもいるのですかな?」
ドラえもん「・・・しずかちゃん・・・」
スネ夫「いそげよ!さっさと案内しろよ!」

579 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 22:32:44.02 ID:yx4MdtPr0
ーーー路上ーーー
その光景は、あまりにもむごいものでした。
爆撃による黒煙が舞い上がる街並 くすぶる炎
沢山の人々が倒れています。
その中に立っているのは一人の少年
空中にいるのは一人の少女
のびたくんと、しずかちゃんです

580 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 22:35:09.83 ID:yx4MdtPr0
しずかちゃんはジャイアンを殺してからもさらなる爆撃を加えました。
それも、のびたくんにだけ当たらないように
彼女の本能が気配りでもしたのでしょうか、しかし、のびたくんにとっては生き地獄でしかありませんでした
周りを逃げ惑う人々が次々と焼き殺されていくのですから。
悲鳴と爆音と怒号と泣き声
それはのびたくんを呆然とさせるには十分すぎる要素でした

581 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 22:36:48.13 ID:yx4MdtPr0
のびた「・・・ねぇ、しずかちゃん」
のびた「僕は君を守るって約束したんだ」
のびた「でも・・・できないよ・・・僕には、重すぎる・・・」
のびた「・・・ねえ、僕、どうすればいいのかな・・・?」

のびた「僕、きみを殺さないといけないのかな・・・?」

583 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 22:40:12.21 ID:yx4MdtPr0
ーーー研究所ーーー
クロン「さぁ、ここだ」
スネ夫「でかい・・・これが次元転送装置・・・」
ドラえもん「・・・・・・」
キャッシュ「どうだ、青ダヌキ、処刑台を見た気分は」
ドラえもん「・・・あんまり、いい気分じゃないよ」
キャッシュ「はっはっは!それはそうだな」

586 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 22:44:52.36 ID:yx4MdtPr0
クロン「解体は私とロボッターが行います。ご安心を」
ドラえもん「・・・・・・」
スネ夫「・・・ドラえもん」
ドラえもん「ねぇ、スネ夫くん」

590 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 22:49:04.94 ID:yx4MdtPr0
ドラえもん「伝言、頼んでもいいかな」
スネ夫「・・・な、何言ってんだよ、そんなこと自分で・・・」
キャッシュ「人間は往生際が悪いな」
キャッシュ「こいつは今から死ぬんだ。理解できないか?死ぬんだ」
スネ夫「わかってるよ!・・・なんだよ、ドラえもん」
泣きそうなスネ夫くん、ドラえもんは微笑みながら拳銃を渡し、言いました
ドラえもん「のびたくんに・・・言っておいて・・・」

592 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 22:50:41.89 ID:yx4MdtPr0
ドラえもん「ごめんね・・・って」
スネ夫「・・・・・・」
スネ夫(なんでだよ・・・なんでドラえもんが謝る必要があるんだよ!・・・謝るべきなのは・・・のびたじゃないか・・・)
ドラえもん「・・・いいかな?」
スネ夫「・・・わかった」

594 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 22:54:47.86 ID:yx4MdtPr0
キャッシュ「遺言はのこしたか?」
ドラえもん「・・・うん」
クロン「ではこっちへ・・・部品を取り出しますので」

スネ夫「・・・・・・」
キャッシュ「・・・クク、疑っているのか?」
スネ夫「・・・・・・」
キャッシュ「安心しろ・・・私たちも約束ぐらいは守るつもりだ・・・商人としてね」

スネ夫(覚えて・・・おけよ・・・)

596 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 22:58:20.68 ID:yx4MdtPr0
ーーー路上ーーー
しずか「・・・・・・」
のびた「・・・・・・しずかちゃん」
のびた「・・・戦おうか」
のびた「僕は君を守れない・・・」
のびた「ならせめて・・・僕の手で・・・」

のびたくんの右腕が銃に変化しました。
そしてそれをしずかちゃんに向け、発射しました

のびたくんは・・・射撃の天才なのです

598 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 23:02:03.48 ID:yx4MdtPr0
その弾はのびたくんの狙い通り、しずかちゃんの右の翼を吹き飛ばしました。
バランスを崩し、墜落するしずかちゃん・・・

ゆっくりと地面に立ったしずかちゃんはのびたくんに憎々しげな目を向けました。
しずか「テキ・・・ニンシキ・・・」
血反吐とともに、彼女はそう呟きました

のびた「・・・うん、敵だよ。それでいいんだ・・・」
のびた「ねぇ、しずかちゃん」
のびた「僕は君のこと・・・好きだったから・・・」

616 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 23:16:38.93 ID:yx4MdtPr0
ーーー研究所ーーー
クロン「意外と早く終わりましたよ、部品の取り出し」
キャッシュ「そうか、ご苦労」
スネ夫「ドラえもんは!?」
クロン「・・・ああ、あのガラクタか?」

619 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 23:18:18.24 ID:yx4MdtPr0
スネ夫「ガラクタじゃない!ドラえもんだ!」
クロン「なんでもいい・・・それなら、あっちに」
そういってクロンが指差したほうへスネ夫君は走っていきました

そこには、横たわっているドラえもんがいました。
腹部に穴をあけられ、配線がぐちゃぐちゃになっているドラえもんの姿。
当然、意識はありません

621 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 23:19:24.72 ID:yx4MdtPr0
スネ夫「ドラえもん・・・」
言葉がそれ以上出ませんでした。ただ涙を流すだけのスネ夫くん
スネ夫(・・・待ってて・・・ドラえもん、みんな・・・)
スネ夫(僕だって・・・やる時はやる・・・!)

622 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 23:20:54.12 ID:yx4MdtPr0
クロン「あとはロボッターに任せます。あと10分もあれば完了するでしょう」
キャッシュ「そうか」
クロン「しかし・・・本当にいいんですね?」
キャッシュ「かまわないと言ったはずだ・・・まぁ、成功するのかどうかは知らないがな」

624 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 23:21:32.16 ID:yx4MdtPr0
キャッシュとクロンが話をしています。
その背中に
スネ夫君が銃を向けました。

630 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 23:25:21.14 ID:yx4MdtPr0
一つの銃声
その弾丸は、クロンの腹を貫きました
キャッシュ「・・・!」
スネ夫「これは・・・しずかちゃんとドラえもんの分」
キャッシュ「・・・ふは、ははははは・・・狂ったか」
スネ夫「狂ってなんかいない・・・お前にも!」
キャッシュ「そうかそうか・・・さぁ、こい。どこでも撃ってみろ!」
スネ夫「東京のみんなの分!」
二つ目の銃声
その弾丸も、外れることなくキャッシュの胸を貫きました

633 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 23:27:24.37 ID:yx4MdtPr0
スネ夫「・・・・・・はぁ・・・はぁ・・・」
キャッシュ「・・・クク・・・よく・・・やっ・・・た・・ッ・・・!」
キャッシュも、クロンも、その場に倒れました。
スネ夫「・・・お前らのせいでみんな・・・バカやろう!」
スネ夫くんはその場に銃を投げつけ、外へと走り去りました。

その時、機械が作動したのです

640 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 23:29:48.00 ID:yx4MdtPr0
ーーー路上ーーー
しずか「・・・はっ・・・はっ・・・」
のびた「・・・はぁっ・・・はぁっ・・・げほっ・・・」
のびた(くそぅ・・・僕にも拒絶反応が・・・・)
口から滴る血液を見て、のびたくんは心の中ではき捨てました。
もうどれだけ戦ったでしょう。
実際はそれほど長くないのかもしれません
しかし、のびたくんにとってはとても長い戦いです。

642 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 23:33:28.42 ID:yx4MdtPr0
しずか「うあぁぁぁ!」
また、しずかちゃんが刃物をかまえて走り迫ってきました。 もう、弾薬は尽きてしまったのでしょう
のびた「くっ!」
のびたくんはそれを間一髪でよけ、銃弾を放ちます
のびたくんは彼女を殺そうとは撃てませんでした。
まだ心の奥底で・・・奇蹟を信じているのです

643 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 23:36:30.43 ID:yx4MdtPr0
その時でした。また地面に激しい揺れが起こったのです
のびた「これは・・・もしかして!」
そう、次元移動装置が作動したのです
灰色の空に、青が戻りました。

645 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 23:39:39.56 ID:yx4MdtPr0
のびた「やった・・・奇蹟は・・・起きたんだ!」
喜ぶのびた君
その世界は間違いなく、今まで彼らが生きていた場所・・・3次元でした
のびた「やった・・・ついにやったよ・・・よかったぁ・・・」
しずかちゃんも少しだけぼうっと、空を見上げていました
のびた「ほら、しずかちゃん!空が青いよ!僕達戻れたんだ!」
しかし
その言葉がしずかちゃんに届くはずもありませんでした

649 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 23:42:50.09 ID:yx4MdtPr0
また刃物をかまえ、しずかちゃんは向かってきます
雄叫びをあげて、全速力で
のびた「しずかちゃん!」
のびた「僕達は元の場所に戻れたんだ!」
のびた「また一緒に遊べるよ!高井山にピクニックにもいけるんだよ!」

650 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 23:44:55.67 ID:yx4MdtPr0
その、声
それが仇となったのでしょうか
少し、ほんの少しだけ油断していたのかもしれません
しずかちゃんの刃が
のびたくんを、貫きました。

655 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 23:48:11.28 ID:yx4MdtPr0
のびた「あっ・・・・」
彼らの間に、奇蹟は起きませんでした。
のびた「・・・は・・・ははっ・・・」
のびた「やっぱり、何をやってもだめなんだな、僕って」
のびた「・・・ドラえもんがいないとダメなんだ・・・やっぱり」
のびた「ごめんよ・・・ドラえもん・・・しずかちゃん・・・」
しずかちゃんが刃を抜きました
と同時に、支えを失ったのびた君の身体は、ガレキの上に倒れました。

659 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 23:50:12.70 ID:yx4MdtPr0
しずか「・・・・・・」
しずか「・・・・ワタシ ナニヲシタノ?」
しずか「マサカ・・・ノビタサンマデ・・・!」
理性と本能の二度目の葛藤
今度は、さっきよりも激しいものでした。
それはやがて、理性の勝利に終わります

666 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 23:55:15.67 ID:yx4MdtPr0
スネ夫君がその場にたどり着きました
そこで目にしたものは、倒れたのびた君と、それに覆いかぶさるようにして倒れているしずかちゃんの姿でした
スネ夫「・・・そんな・・・二人とも・・・」
スネ夫「僕のやったこと・・・無駄だったのか?誰も見てくれてなかったのか!?」
スネ夫「ちくしょう・・・おい、のびた!目を開けろよ!ドラえもんの伝言・・・伝えなきゃいけないんだ!」
スネ夫「お前・・・ドラえもんに謝れよ!謝れよぉ!」
しかし、当然返事は返ってきません

スネ夫「ちくしょう・・・」
スネ夫くんは青い空を見上げました

スネ夫「なんで・・・僕だけ生き残っちゃったんだよぉ!!!」

その声は、荒れ果てたトーキョーの澄んだ青い空に、高く、高く響きました


(完)





670 :VIPがお送りします :2006/04/03(月) 23:57:05.87 ID:9RuuY0T90
乙です。
次回作も期待

668 :VIPがお送りします :2006/04/03(月) 23:56:34.05 ID:rfA6K29Z0
>>1
次はさわやかな終わり方の作品作ってくれ。

675 :VIPがお送りします :2006/04/03(月) 23:57:47.34 ID:sNYJo0JR0
そのラストは読めなかったwwww

676 :VIPがお送りします :2006/04/03(月) 23:57:49.12 ID:DPS79I8h0
すねちゃま…生きてて良かった。

今度はハッピーエンドで頼むw

お疲れ様でした。

682 :VIPがお送りします :2006/04/03(月) 23:59:19.53 ID:7xsSUQ+z0
乙です。
スネオ悪役殺したとき死亡フラグ立った気がしたんだがなノ
スネオだけ生き残るとはノ将来大物になりそうやね。

とにかく楽しみましたありがとう。

679 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/03(月) 23:58:13.79 ID:yx4MdtPr0
よっしゃぁ、おわったぁ
・・・また打ち切りテイストなのは気のせいですorz誰か上手い話の締め方を教えてください
まったく自分の文才のなさには呆れるばかりで・・・読みにくい文章ごめんなさいorz

一応、質問と疑問があれば受け付けます・・・無いですかね


684 :VIPがお送りします :2006/04/03(月) 23:59:27.52 ID:8va00q7a0
バリアといた時点でポケットが使えると思います。

689 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/04(火) 00:01:55.66 ID:4FWahQRa0
>>684
ええとですね
四次元ポケットが使えなかったのはあそこが四次元の、それも裏ルートだったからです
四次元から別の四次元に干渉するのは不可能
・・・という設定を考えたんですけど、どこかで書いちゃいましたっけ バリアが関係しているって
書いちゃってたらごめんなさいorz


696 :684:2006/04/04(火) 00:09:36.88 ID:GneOymNL0
次元転送装置とバリアループが自分の脳内で同一化して
話をしてしまってすみません ORZ

693 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/04(火) 00:06:08.97 ID:4FWahQRa0
イラストを書いてくれた人 ごめんなさい、当方パソコンなので携帯専用のとこじゃ見れないんですorz
他の方もいってましたが、できればパソコンでもいけるようなところにうpしてもらえないでしょうか
見たいですorz


699 :VIPがお送りします :2006/04/04(火) 00:14:09.45 ID:0AOZD74yO
後日談マダー?

702 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/04(火) 00:16:19.24 ID:4FWahQRa0
>>699
後日ですか・・・
この後日談だとスネ夫が苦悩の末自殺ぐらいしか思いつかないですorz
ごめんなさい、後日談は無しの方向でorz


700 :VIPがお送りします :2006/04/04(火) 00:15:39.88 ID:FEUcBS3dO
最期までワクテカ出来たお
次も期待してるお(・ω・)/

703 :◆xh7i0CWaMo :2006/04/04(火) 00:18:14.82 ID:4FWahQRa0
みなさんありがとうございますorz
面白かったと言われるとこちらはもう・・・本気で涙でそうです
次回は・・・
多分春休み中にもう一度現れるとは思います
その時は最初から鳥つけとくべきなのかな・・・
てか次何書こう・・・考えないと






オマケ(絵師さんの作品)
ID:QhyUqsrAO氏


ID:Z61sz6upO氏


ID:oCkXnrt3O氏


他の絵師もいたけど、携帯のみで保存できなかったよ(´・ω・`)
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【2006/04/04 00:46】 | 〆(・ω・ ) ヨミモノ | トラックバック(0) | コメント(0) |
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