トマトペースト
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( ^ω^)22世紀からブーンのもとへ来たようです 第8話
第一話「出会い」
第二話「戦い(全編)」
第三話「戦い(後編)」
第四話「約束の情事」(成人向け)
第五話「秘密」
第六話「告白」
第七話「電脳世界の決戦」
第八話「心-animus-」 ← いまココ
第九話「二人目」
第十話「妄想-ユメ-」(成人向け)





142 :◆/MTtOoYAfo :2006/04/18(火) 10:44:34.50 ID:h1SlmT3/O
―心……

心ってなんだろう。

心は人間だけが持つと言う人もいる。
心は生物全てが持つと言う人もいる。
物にだって心は宿ると言う人もいる。

心の捉え方は人それぞれだ。

でも、それは心を持つ者たちの意見。

自分には…心があるのかどうかすらわからない。
自分は所詮人工物。
感情を忠実に再現されていても"心"があるのかどうかわからない。

心ってなんだろう。

心って―

171 :◆/MTtOoYAfo :2006/04/18(火) 14:32:51.81 ID:h1SlmT3/O
川 ゚?゚ル「はぁ……」

窓から青い空を眺めながら彼女は呟いた。

あの事件以来、彼女は"心"について考え続けていた。
いくら考えても答えは見つからない…
わかってはいたが、考えずにはいられなかった。
考えることをやめたくなかった。

心を持たないという現実に直面するのが怖かった。

心が欲しい…彼女はそう願い続けていた。

185 :◆/MTtOoYAfo :2006/04/18(火) 17:06:41.08 ID:h1SlmT3/O
( ^ω^)「最近元気ないようだけど…どうしたんだお?」
川;゚?゚ル「え…いや…」
突然背後から話しかけられ戸惑う彼女。

川 ゚ ー゚ル「何でもないの。気にしないで♪」

彼女は強がって無理やり笑顔を作った。
その笑顔はどこか悲しく、今までの彼女の面影が感じられなかった。

( ^ω^)「何か悩みがあるなら遠慮なく言うお!相談に乗るお!!」

川 ゚ ー゚ル「…ありがとう。でも大丈夫よ。」
( ^ω^)「……本当かお?」
川 ゚ ー゚ル「本当よ!」

( ^ω^)「わかったお!」

ブーンはいささかやりきれない気持ちで部屋を後にした。

197 :◆/MTtOoYAfo :2006/04/18(火) 19:34:52.54 ID:h1SlmT3/O
( ^ω^)「……僕には何もできないのかお…」

ブーンは悩んでいた。
今まで自分を助け続けてくれたお姉さん。
今度は自分が助けになりたい。
ブーンはそう思い続けてきた。

しかし、同時に自分では彼女の助けにはなれないと思っていた。
自分は彼女に助けてもらっておきながら、自分が彼女を助けてあげることができない。

彼は、自らの力のなさを悔いていた。

ξ゚?゚)ξ『……それで私に電話したわけ?』
( ^ω^)「そうだお…僕には女心がわからないからツンに聞こうと思って…」
ξ゚?゚)ξ『うん。確かに女心がわからないようね。』
( ^ω^)「……?」

ツンの声に少し怒りの色がこもっているような気がして、ブーンは少したじろいだ。

( ^ω^)「…ど…どうしたお?」
ξ゚?゚)ξ『あのさ。自分の彼氏に他の女のこと相談されて怒らない女なんて殆どいないのよ。』
( ^ω^)「…?それがどうしたお?」
ξ#゚?゚)ξ『………』

ブーンは電話の向こうにいるツンの怒りのオーラを感じた。

( ^ω^)「…もしかして怒ってる?」
ξ#゚?゚)ξ『当たり前よ!!!!』
( ^ω^)「ご…ごめんだお!でもお姉さんはアンドロイドなんだから別に……」
ξ;゚?゚)ξ『そ…それもそうね…』

199 :◆/MTtOoYAfo :2006/04/18(火) 19:53:55.00 ID:h1SlmT3/O
ξ゚?゚)ξ『…取り乱してごめん……』
( ^ω^)「…でも…ツンの愛を感じたおw」
ξ////)ξ『な…何言ってるのよ!!!』
(*^ω^)「照れなくていいおw」
ξ////)ξ『別に照れてるわけじゃないわよ!!!』
( ^ω^)「…それよりなんとか相談に乗ってあげたいんだお。」
ξ゚?゚)ξ『…大丈夫だって言ってるんだから平気じゃない?』
( ^ω^)「いや…あれはどう見ても悩んでいたお。それもかなり深刻な…」
ξ゚?゚)ξ『あんたそんだけわかるのになんで女心わからないの?』
( ^ω^)「女体の神秘www」
ξ#゚?゚)ξ『切るわよ?っていうか私がキレるわよ?』
( ^ω^)「ごめんお!!」
ξ゚?゚)ξ『じゃあ…まずはどうして悩んでるのかを調べましょう。』

212 :◆/MTtOoYAfo :2006/04/18(火) 20:37:54.25 ID:h1SlmT3/O
それから数日間ブーンとツンは彼女を観察し続けた。

彼女は空を眺めているばかり。
たまに心理学の本や辞書などを読んだりオナニーをする以外は空を眺めてため息をつくだけだった。

ちなみに彼女がオナニーをしている間、ブーンはツンに目を隠されていたので見ることができなかった。

何日も同じことの繰り返しだった。
…だがそんなある日。

川 ゚ ー゚ル「…なんであたしはアンドロイドなんだろう……なんで…人間に生まれてこれなかったんだろう…」

( ^ω^)ξ゚?゚)ξ「………!!!」

川 ゚ ー゚ル「あたしだって…あたしだってみんなと一緒に…プログラムじゃなく…心から泣いたり笑ったりしたいのに…ぃっ…!!!」
( ^ω^)ξ゚?゚)ξ「……」

彼女はその場で泣き崩れた。

川 ゚ ー゚ル「…涙は出るのに…いや…こんなの涙じゃなくてただの水ね…」

彼女は流れるその液体を必死で拭った。
まるで…何かを振り払うかのように。

217 :◆/MTtOoYAfo :2006/04/18(火) 20:54:43.74 ID:h1SlmT3/O
川 ゚ ー゚ル「……心が…心が欲しい……!他に何もいらない……」

その時。

川;゚ ー゚ル「!!!!」

彼女の頭の奥で何かが疼いた。
何かを忘れている…でも思い出せない。そんな気がした。

川 ゚ ー゚ル「……何なの?今の感覚…」

彼女は自分のメモリを探った。
そこには一カ所だけ、黒い霧に覆われた部分があった。
―なんだろう、これは。
あたしの記憶の一部が何かに覆われている。
何故だろう…思い出したくない気がする―

川 ゚ ー゚ル「あたし…は…」

これまで自分の記憶に欠けた部分があると意識したことなんてなかった。
自分は完全な状態でブーンのもとへ送られたと思っていた。
だが違った。

自分は…アンドロイドとしてすら不完全だったのだ。

なぜ…なぜ、未来にいる彼の孫はこんな不完全なものを頼ろうと思ったのだろう…

220 :◆/MTtOoYAfo :2006/04/18(火) 21:20:36.25 ID:h1SlmT3/O
川 ゚ ー゚ル「……もう…未来に帰っちゃおうかな…」
( ^ω^)「!!」
川 ゚ ー゚ル「…ブーンはもう十分立派になったし…あたしの使命はもう終わりよね。」
( ^ω^)「…そんな…」
川;゚?゚ル「!!!聞いてたの!!?」
( ^ω^)「しまったお!!!」
川 ゚ ー゚ル「……どこから聞いてたの?」
( ^ω^)「……最初からずっと聞いてたお」
川;゚ ー゚ル「…そう…聞いてたのね……」
( ^ω^)「ごめんなさいお……」
川 ゚ ー゚ル「いや、いいの。」
( ^ω^)「お姉さん…なんで話してくれなかったんだお?」
川 ゚ ー゚ル「…話してどうにかなる問題じゃないでしょ?アンドロイドのあたしが…"心"を欲しがってるなんて…笑っちゃうでしょ?」
( ^ω^)「何言ってるんだお!!お姉さんにはちゃんと心があるお!」
川 ゚ ー゚ル「…ないわよ…あるわけないでしょ?あたしは機械なのよ?」
( ^ω^)「お姉さんにはちゃんと…」
川 ゚ ー゚ル「…あたしには人間の感情を再現した超AIが搭載されてるわ。確かに感情は再現されている…でもそれは所詮プログラムなの。心はないのよ!!!」
( ^ω^)「何言ってるお!!お姉さんは……」
川 ゚ ー゚ル「気休めはよして!!!」

224 :◆/MTtOoYAfo :2006/04/18(火) 21:46:09.42 ID:h1SlmT3/O
( ^ω^)「気休めなんかじゃ…」
川 ゚ ー゚ル「いいのよ…気持ちは嬉しいわ。」
( ^ω^)「何で自分に心がないなんて言うんだお?」
川 ゚ ー゚ル「…冷静に考えればわかることでしょ?人工物に心があるわけ…」
( ^ω^)「何言ってるお!!人工物には…作り手の思いが心となって宿るお!!」
川 ゚?゚ル「……ブーン…」
( ^ω^)「それに僕はまだまだ立派だなんて言えないお!これからも一緒にいてほしいお!!」
川 ; ー;ル「……」
( ^ω^)「だから未来に帰るなんて言わないでほしいお!」
川 ゚ ー゚ル「…わかったわ。まだまだ頼りないしね。」
( ^ω^)「……それに…心は学んでいけるお。」
川 ゚ ー゚ル「……え?」
( ^ω^)「心は…人や自然との触れ合い…身近にある小さな感動に気づくこと…他にもいろいろなことを経験することで育まれていくんだお!だから…今からでも遅くないお!」
川 ゚ ー゚ル「……ブーン…」

226 :◆/MTtOoYAfo :2006/04/18(火) 22:02:49.15 ID:h1SlmT3/O
川 ゚ ー゚ル「…ありがとう。あたし…諦めないよ。心を。」
( ^ω^)「…よかっ…殺気を感じるお」
ξ#゚?゚)ξゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

(;^ω^)「ひぃぃぃぃぃぃ!!!!」
川;゚ ー゚ル「…忘れられてたことを怒ってるみたいね…」
(;^ω^)「ご…ごめんだお!」
ξ#゚?゚)ξ「あたしね?無視されるのがね?…キライなの!!!」
川 ゚ ー゚ル「……ブーン君♪あとはよろしくね♪」
(;^ω^)「ちょ!逃げないでお!!!」
川 ゚ ー゚ル「引きこもってばっかいないで外で身近な感動に触れてくるわ!!」

シュタン!!

Σ(;^ω^)「ああっ!!」
ξ#゚?゚)ξ「……さて!」

「うわああああああああああああああああああ!!!!!!」

今日も青い空の下、ブーンの悲鳴がこだました。

第八話「心-animus-」終



第九話「二人目」
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【2006/04/18 22:23】 | 〆(・ω・ ) ヨミモノ | トラックバック(0) | コメント(0) |
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