トマトペースト
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( ^ω^)ブーンが悪の組織の戦闘員になったようです その2
http://ex15.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1149764577/

<その1> 第1話 第2話 第3話
<その2> 第4話 第5話 第6話 ← いま、その4
<その3> 第7話 第8話 第9話
<その4> 第10話 外伝





242 :1:2006/06/09(金) 23:02:08.24 ID:dndnq2JU0
【第4話】

僕は今、悪の秘密組織【ブラックシャドー】の作戦会議室にいる。
先ほど【人類飢餓大作戦】が例によってドクオファイアーに阻止されたので、
それの反省会をしているのだ。

<ヽ`∀´>「あともう少しで【人類飢餓大作戦】が成功だったニダー!
どこが悪かったか各自言ってみろニダ!」

ニダーは【人類飢餓大作戦】と大層なことを言っているが何のことはない、
単に畑泥棒をしていただけだ。
ニダー曰く、畑の作物を手に入れれば【ブラックシャドー】の食料になり、
かつ畑の作物を失った人類を飢餓させることができる一石二鳥の大変素晴らしい作戦らしい。
一体、何万回畑泥棒をすればいいんだ。

<ヽ`∀´>「おい、ジョルジュ、言ってみろニダ。」

ニダーに名指しされたジョルジュは座っていたパイプ椅子から立ち上がる。

243 :1:2006/06/09(金) 23:03:01.61 ID:dndnq2JU0
( ゚∀゚)「やはり、迅速な行動が1番大事かと思います。」

<ヽ`∀´>「そんなことはわかってるニダ。
迅速な行動をするためにはどうすればいいか言ってみろニダ。」

( ゚∀゚)「土に埋まっている野菜をすばやく抜くための腕力の強化が必要だと思います。」

<ヽ`∀´>「・・・ほう、それは一理あるニダ。」

ニダーが感心した顔をした。

( ^ω^)(むむ、ジョルジュも真面目にいろいろと考えてるのかお。すごいお。)

僕もジョルジュの意見に感心していた。

( ゚∀゚)「それでですね。腕力強化をするためにみんなでおっぱいパブに行く、
というのはどうでしょうか?もちろん、ブラックシャドーの経費で。」

244 :1:2006/06/09(金) 23:03:34.33 ID:dndnq2JU0
<ヽ`∀´>「なんでおっぱいパブが出てくるニダ?」

( ゚∀゚)「おっぱいパブは普段は普通の飲み屋っぽい感じなんですけど、
おっぱいタイムになったらおっぱいポロリをしてもらうために、
みんなで手を振って盛り上げるんですよ。」

そう言いながらジョルジュは左手を上下に振った。

( ゚∀゚)「おっぱい!おっぱい!おっぱい!って結構、腕鍛えられますよ。」

<ヽ`∀´>「・・・却下ニダ。」

さすがのニダーも相手にするのがアホらしいと悟り、ジョルジュの話を流した。

(;^ω^)(ジョルジュは果汁100%ならぬ、おっぱい100%だお。)

246 :1:2006/06/09(金) 23:04:45.68 ID:dndnq2JU0
その後はいつものパターンでグダグダした話し合いになり時間切れだ。
反省会と言ってもニダーの愚痴を聞かされているようなものだ。
まあ、これでニダーの気分が収まるわけだし、僕達もバイト代もらえるわけだし問題はないだろう。

<ヽ`∀´>「よし、じゃあ、今日はここまでニダ。解散ニダ。」

( ゚∀゚)「お、やっと終わったぜ。」

アルバイト達がみんなパイプ椅子から立ち上がる。
その時、作戦会議室の入り口のドアが開いた。みんな何事だと入り口を見る。
そこには美しい女性が1人立っていた。

<ヽ`∀´>「ふ、副首領のツン様!!」

ニダーはかなり驚いているようだった。

( ^ω^)(副首領?)

ブラックシャドーには首領の【キングシャドー】という人がいる。
まあ、会社で言うところの社長みたいなもんだと思っている。まだ、会ったことはないけど。
でも、副首領がいるとは知らなかった。副社長みたいなものなのかな。

ξ゚?゚)ξ「全員、着席。反省会は続行します。」

ニダーにツンと呼ばれた女性は僕達アルバイトに毅然と言った。

248 :1:2006/06/09(金) 23:06:04.72 ID:dndnq2JU0
しかし、誰かよくわからない人にいきなり着席しろと言われてアルバイトのみんなは戸惑っていた。
だがすぐにニダーがフォローする。

<ヽ`∀´>「おまえ達、さっさと座るニダ!
この方は副首領のツン様ニダ!ブラックシャドーの首領キングシャドー様の孫娘でもあるニダ!」

( ゚∀゚)「げっ、そんなすごい人なのか。」

ジョルジュはすぐにパイプ椅子に座った。他のアルバイトもすぐにパイプ椅子に座り始める。
全員が着席したのを確認してからツンが話をはじめた。

ξ゚?゚)ξ「いつもニダーの作戦報告書を読ませてもらっていますが非常に問題点が多いです。
しかも、その問題点を改善する様子が全くみられません。
キングシャドー様はこの事態を重く考えておられます。そして、私がここに遣わされました。」

ジョルジュはとてもめんどくさそうな顔をしていた。
いや、アルバイトのほかの人達もウンザリした顔をしていた。
そりゃそうだ。今までノホホンとアルバイトしていたのに急に厳しくなるような気配を感じたからだ。

249 :1:2006/06/09(金) 23:07:13.76 ID:dndnq2JU0
ξ゚?゚)ξ「これからは私が作戦の発案およびドクオファイアーとの戦闘プログラムを考えます。
作戦を成功させるためのおしまない努力を期待します。」

<ヽ`∀´>「あの~、私は何をすればいいニダ?」

ニダーは恐る恐るツンに話しかけた。

ξ゚?゚)ξ「実際の現場での隊長はニダーのままで。作戦の発案は私がしますが。」

<ヽ`∀´>「じゃあ、作戦の発案だけはお任せということですニダ。わかりましたニダ。」

ニダーは自分の立場があまり変わっていないようなのでホッとしているようだった。

ξ゚?゚)ξ「次の作戦は今のところ予定はありません。
しかし、その間に戦力の強化プログラムを考えてきました。」

( ^ω^)(戦力の強化プログラム?)

250 :1:2006/06/09(金) 23:07:44.80 ID:dndnq2JU0
ξ゚?゚)ξ「戦力の強化の第一段階として戦闘員のレベルアップを考えています。」

( ^ω^)(戦闘員のレベルアップかお。腕立て伏せとかやるのかお?)

ξ゚?゚)ξ「その前にまず戦闘員のリーダーを決めたいと思います。
戦闘員の統率をとるためには重要な役割と考えています。」

( ゚∀゚)「戦闘員のリーダーなんて決めるのかよ・・・。なったら大変だな。」

ジョルジュが僕に小声で話しかける。

( ^ω^)「まあ、僕達はあんまりリーダーってガラじゃないお。」

( ゚∀゚)「それは言えてるな。」

まあ、僕達には関係ないだろう。何を基準にリーダーを決めるのかはわからないけど、
いつも真っ先に突っ込んでやられている僕が選ばれることはないだろう。

251 :1:2006/06/09(金) 23:08:10.78 ID:dndnq2JU0
ξ゚?゚)ξ「それではリーダーを発表します。」

作戦会議室が静寂に包まれる。誰もリーダーなんてなりたくないと思っているだろう。
ある意味死の宣告みたいなものだ。

ξ゚?゚)ξ「リーダーはブーンにお願いします。」

ツンはキッパリと言った。

(;^ω^)「えっ!?」

何で僕がリーダーなんだ。

(;^ω^)「何で僕がリーダー何ですかお?他にも適任者がいるような気もしますお。」

ξ゚?゚)ξ「過去の戦闘記録を見せてもらったんだけど、
あなたいつもドクオファイアーと1番に闘っているわよね。」

(;^ω^)「は、はいですお。」

252 :1:2006/06/09(金) 23:08:51.64 ID:dndnq2JU0
ξ゚?゚)ξ「まあ、その後すぐにやられているけど、
毎回懲りずに真っ先にドクオファイアーに戦いを挑む勇気を評価しました。
今、ブラックシャドーの戦闘員に必要なのはヒーローの強さに屈しない鋼の心なのです。」

(;^ω^)「は、はぁ。」

僕は力なく返事をした。ここでも戦闘1番について評価された。
僕自身は楽するためのことだったんだけど。

ξ゚?゚)ξ「では、リーダーと私はこれからここに残って戦闘プログラムについて会議をします。
会議の結果は後日報告します。他の人達は解散してよろしい。」

(;^ω^)「ええっ!!」

( ゚∀゚)「おっ!終わりか。ブーン、がんばれよ。」

会議が延長してさっさと帰りたがっていたアルバイト達はあっという間にいなくなった。
ニダーもいつの間にかいなくなっていた。

253 :1:2006/06/09(金) 23:09:22.17 ID:dndnq2JU0
作戦会議室には僕とツンだけが残った。

(;^ω^)「・・・。」

ξ゚?゚)ξ「では、はじめます。」

(;^ω^)「は、はいですお。」

ξ゚?゚)ξ「言い忘れましたが、リーダーにはリーダー手当てが出ます。がんばってください。」

( ^ω^)「おっおっおっ。」

ちょっと僕はやる気が出た。リーダー手当てが出るなら最初から言ってくれ。

ξ゚?゚)ξ「それではまず過去の戦闘記録から私が思ったことを言います。」

( ^ω^)(戦闘員の戦闘記録なんて見ても意味なんかあるのかお。)

戦闘員なんかヒーローのスタミナを削るだけの要員じゃないか。
いくら必死になってもヒーローに勝てるわけじゃないし。

254 :1:2006/06/09(金) 23:10:12.19 ID:dndnq2JU0
ξ゚?゚)ξ「戦闘員はすべてドクオファイアーと1対1で闘っています。
これではこちらが複数いるというメリットを全く生かせていません。」

( ^ω^)「じゃあ、どうすればいいですかお。」

ξ゚?゚)ξ「戦闘員を3人1組のスリーマンセルで構成します。」

( ^ω^)(むむっ。)

ξ゚?゚)ξ「そして、3対1でドクオファイアーに戦いを挑むようにします。
スリーマンセル単位で闘えばドクオファイアーも簡単には戦闘員を倒せないでしょう。」

( ^ω^)(・・・なるほどだお。)

ξ゚?゚)ξ「戦闘員も貴重な戦力です。今までみたいにドクオファイアーのスタミナを削るだけの存在ではなく、
戦闘員の戦力を上げることによって怪人なしでもドクオファイアーに勝てるようにしていきたいと思っています。」

僕はちょっと感心してしまった。
戦闘員なんてただの使い捨て要員だと思っていたのだが、
この人は戦闘員をいかにうまく使うかを真剣に考えているということがわかったからだ。
戦闘員がドクオファイアーに勝てることなんてないと思う。
だが、それでも何とかしたいというこの人の熱意は僕には伝わった。

255 :1:2006/06/09(金) 23:11:19.52 ID:dndnq2JU0
ξ゚?゚)ξ「リーダーのあなたにはスリーマンセルのフォーメーション等を考えて欲しいと思っています。」

( ^ω^)「は、はいですお。」

ツンの熱意におされてなのだろうか、僕もちょっと真面目に頭を動かしてみた。
頭の中でドクオファイアーと3対1で闘うイメージを妄想する。
が、普通に3人がボコボコにされて終わってしまった。

(;^ω^)(脳内妄想でも完敗かお・・・。)

いくら3人いてもガムシャラに突っ込んだら勝てるわけがない。
他に方法はないか。更なる妄想を続けていく。しかし、何も浮かばない。
そもそもドクオファイアーには隙というのもがほとんど存在しない。
隙がないから困るのだ・・・隙さえあれば・・・待てよ?
僕の頭の中である閃きが生まれた。

( ^ω^)「あっ!」

ξ゚?゚)ξ「どうかしましたか?」

( ^ω^)「閃きましたお。スリーマンセルの2人がドクオファイアーを挟むように攻撃するんですお。
そして、残りの1人が2人と戦っているドクオファイアーの隙を攻撃するんですお。」

ξ゚?゚)ξ「なるほど。それはいいフォーメーションですね。
ドクオファイアーも苦戦すると思います。さっそく採用してみましょう。」

256 :1:2006/06/09(金) 23:12:49.02 ID:dndnq2JU0
その後、僕とツンはアルバイトリストを見ながら戦闘員をスリーマンセルに分ける作業をした。
ひさしぶりに真面目に働いたような気がする。

ξ゚?゚)ξ「作戦のない時は引越し作業などをしているようですが、
それだけではなく、スリーマンセルのフォーメーションの練習などにも時間を使ってください。」

( ^ω^)「わかりましたお。」

ξ゚?゚)ξ「では、会議はこれで終わりにしましょう。遅くまでありがとうございました。」

( ^ω^)「あ、もうこんな時間かお。」

ξ゚?゚)ξ「それでは、失礼します。」

ツンはそう言うと作戦会議室を出て行った。
いつもは体を使った作業が多いのだが今日はやけに頭を使った。
しかし、今までにはない充実感が僕を包んでいた。
僕が忘れていたものをツンは思い出させてくれたのかもしれない。
僕は街灯に照らされた夜道を歩きながら、
スリーマンセルのフォーメーションについていろいろと考え込んでいた。


【第4話おわり】





261 :1:2006/06/09(金) 23:18:10.31 ID:dndnq2JU0
【次回予告】
ブーンとジョルジュのスリーマンセル3人目のメンバーは空手の達人ショボンだった。
ブーン達はスリーマンセルの猛特訓を始める。
スリーマンセルのフォーメーション攻撃を体得した戦闘員ブーンの運命やいかに?

※都合により次回予告の内容が本編と異なる場合があります。ご了承ください。


265 :VIPがお送りします :2006/06/09(金) 23:27:11.29 ID:TaVAwhiQ0
>>1乙
スリーマンセルってwwwナルトwwwwwww

267 :VIPがお送りします :2006/06/09(金) 23:31:26.90 ID:A4nMfVlEO
この組織で働きたいんだが。

268 :VIPがお送りします :2006/06/09(金) 23:34:33.12 ID:bOHfYjPv0
時給てナンボかkwsk

271 :1:2006/06/09(金) 23:48:14.00 ID:dndnq2JU0
>>265
3人1組ならスリーマンセルでいいかと単純に考えましたw。
>>267
ヒーローに蹴り殺されるかもしれません。
>>268
あんまり詳しく考えてはいないですw。
ただ、かなり危険なアルバイトなのでそれなりの時給はあると思います。





392 :1:2006/06/11(日) 00:04:56.37 ID:WQlZ6Sqc0
【第5話】

( ^ω^)「ブーン!!」

僕は両手を水平に伸ばしてジョルジュにラリアットを当てようとする。

( ゚∀゚)「遅いぜ!」

ジョルジュは僕のラリアットをしゃがんでかわすと足払いで僕の足を刈り取ろうとする。

( ^ω^)「それは読めてたお!!」

僕はジャンプすると空中で両手をクロスさせ、ジョルジュに突っ込んだ。

( ^ω^)「天空ペケ字拳!!!」

( ゚∀゚)「グハッ!」

僕のクロスした両手がジョルジュの顔にヒットした。

395 :1:2006/06/11(日) 00:06:06.94 ID:WQlZ6Sqc0
ここはVIP市の施設であるVIP体育館だ。
VIP市の市民なら誰でも申請すれば貸してもらえる。
今日はブラックシャドーの戦闘員のアルバイト全員でスリーマンセルのフォーメーションの練習をしている。
とは言っても戦闘員の人数の都合で僕とジョルジュは2人だけなんだけど。
だから2人で組み手をして仮想戦闘の練習をしていた。

( ゚∀゚)「いやー、ブーンも結構強くなったなー。」

( ^ω^)「それほどでもないお。」

僕自身格闘が強くなったとは思わない。
だけど、痛い目にあいたくないからドクオファイアーの動きを必死で見ているうちに、
動体視力だけはよくなったような気がする。だから相手の攻撃はよく見える。

( ゚∀゚)「そう言えばブーンの知り合いってのが今日来るんだっけ?」

( ^ω^)「うん、今度からブラックシャドーでバイトすることにしたらしいんだお。
だからそいつを入れたら3人でスリーマンセルができるお。」

( ゚∀゚)「しかし、いきなり格闘練習に参加するとはすごいな。」

( ^ω^)「空手やってるから体動かしたいみたいだお。」

396 :1:2006/06/11(日) 00:06:45.21 ID:WQlZ6Sqc0
僕達が会話していると体育館の入り口に人が立っていた。

(´・ω・`)「おーい、ブーン。」

( ^ω^)「あ、ショボン。こっちだお。」

ショボンは体育館に入ると僕達のところへやってきた。

( ^ω^)「こいつが僕の知り合いのショボンだお。
で、こっちはバイト仲間のジョルジュだお。」

(´・ω・`)「よろしくね。事情は全部聞いてるよ。
スリーマンセルのフォーメーション面白そうだね。」

( ゚∀゚)「おう、よろしくな。空手強いんだって?」

(´・ω・`)「いやー、それほどでもないよ。」

( ^ω^)「ショボン、着替えてきたらどうだお?」

(´・ω・`)「うん、着替えてくるよ。」

ショボンは更衣室の方へいった。

397 :1:2006/06/11(日) 00:07:27.11 ID:WQlZ6Sqc0
更衣室から空手着を着たショボンが現れた。腰には黒帯を締めていた。

(´・ω・`)「さて、やるかい。」

( ゚∀゚)「おう、じゃあ俺からいくぜ。」

ジョルジュはジャブでショボンと距離をはかる。
ジョルジュは昔ボクシングを少しやっていたらしい。
反撃もせずにショボンは少しずつ後ろに下がっていく。

( ゚∀゚)「おいおい、それでも空手マスターかよ。」

ジョルジュは、ジャブを連打しつつショボンを壁際に追い詰めていった。

( ゚∀゚)(よし、もう後ろが壁だから逃げられねえぜ!)

ジョルジュがとどめの右ストレートをショボンの顔に向けて打ち込む。
その瞬間、ショボンが後ろの壁に向かってジャンプした。
そして、壁を蹴るとジョルジュに向かって蹴りを放つ。

(´・ω・`)「チェストー!!!!」

398 :1:2006/06/11(日) 00:07:59.21 ID:WQlZ6Sqc0
( ゚∀゚)「うおっ!!」

ジョルジュはギリギリでショボンの蹴りをかわした。

( ゚∀゚)「さ、三角蹴りかよ。いきなり大技狙いか。」

(´・ω・`)「フフ。やっぱり大技が1番かっこいいよ。」

2人の戦いを眺めていた僕はその時インスピレーションが沸いた。

( ^ω^)(そうだお!)

僕は再び組み手をはじめたジョルジュとショボンに割り込んでやめさせた。

( ゚∀゚)「な、何すんだよ。」

(´・ω・`)「どうしたの?」

399 :1:2006/06/11(日) 00:08:29.59 ID:WQlZ6Sqc0
( ^ω^)「フォーメーションのイメージが浮かんだんだお。」

( ゚∀゚)「お、そうなのか。」

( ^ω^)「ショボンの大技とジョルジュのパンチでドクオファイアーを揺さぶるんだお。
そしてできた隙に僕がラリアットだお。」

( ゚∀゚)「なるほど。ショボンの大技と俺のパンチのコンビネーションか。面白そうだな。」

(´・ω・`)「じゃあ、もう少し細かい動きを決めていった方がいいね。」

僕達はフォーメーションの入念な打ち合わせをした。
夢中になって練習をしているとあっという間にお昼になってしまった。

( ゚∀゚)「そろそろ昼か。運動会行かなきゃな。」

( ^ω^)「そうだお。」

(´・ω・`)「運動会って何?」

( ^ω^)「それはこれから歩きながら説明するお。」

僕達は着替えると体育館を後にした。

400 :1:2006/06/11(日) 00:09:07.90 ID:WQlZ6Sqc0
体育館を出た僕達アルバイト全員は近くにある小学校へ向かう。

( ^ω^)「今日は町内対抗の運動会があるんだお。」

(´・ω・`)「ふーん、そうなんだ。」

( ^ω^)「その中に自由参加の特別競技があるんだお。」

( ゚∀゚)「で、その特別競技で1位になったら10万円分の商品券がもらえるんだよ。」

( ^ω^)「うちのバイトのニダーっていう人がその商品券を手に入れるために
アルバイト全員参加して1位を取れって言ったんだお。」

(´・ω・`)「その商品券で何か買うの?」

( ゚∀゚)「洗濯機を買うらしいぜ。」

(´・ω・`)「洗濯機?」

( ^ω^)「僕達の全身タイツとマスクっていつもクリーニングに出してるんだお。
でも、経費削減のために洗濯機を買ってそれで洗うことにしたいらしいんだお。」

(´・ω・`)「なるほど。」

401 :1:2006/06/11(日) 00:09:45.20 ID:WQlZ6Sqc0
しゃべりながら歩いてる僕達はやがて小学校に到着した。
この小学校のグランドで運動会をやっているらしい。
僕達はぞろぞろとグランドへ入っていく。それを見つけたニダーが僕達のところへ走ってきた。

<ヽ`∀´>「お、来たかニダ。今、エントリー受付してるから早く行って来いニダ。」

僕達はエントリー受付を済ませると特別競技が始まるまでグランドの端にある木陰で休んでいた。

(´・ω・`)「特別競技ってどんな競技なんだろうね?」

( ゚∀゚)「1位が商品券10万円だから事前準備とかさせないために開始直前まで秘密らしいぜ。」

( ^ω^)「かなりの人が参加しているみたいだから1位になるのはかなり厳しそうだお。」

僕達が話をしていると意外な人物が僕に話しかけてきた。

ξ゚?゚)ξ「午前中のスリーマンセルの練習はどうでしたか?」

(;^ω^)「ツ、ツンさん!!」

なんで副首領がこんなところにいるんだ。

402 :1:2006/06/11(日) 00:10:26.03 ID:WQlZ6Sqc0
僕達の不思議な視線を浴びたツンは思い出したかのように言った。

ξ゚?゚)ξ「あ、私も特別競技に参加します。
洗濯機があるとかなりの経費削減になりますので。」

(;^ω^)(副首領自ら運動会に参加かお・・・。ブラックシャドーも結構大変みたいだお。)

その時、スピーカーで特別競技の参加者の呼び出しがあった。僕達はグランドに集まる。
しかし、グランドに集まる人達は異常に多かった。

( ゚∀゚)「おいおい、めちゃくちゃ多いじゃねーか。100人以上はいるんじゃねーか。」

(´・ω・`)「10万円の商品券の力は偉大だね。」

(;^ω^)「これは1位になるのは大変そうだお。」

<ヽ`∀´>「おい、おまえら死ぬ気で1位取れニダ!!」

ニダーがバイト1人1人に声をかけていた。
ニダーもグランドにいるということは特別競技に参加するのか。
まあ、副首領が参加しているから当たり前か。

403 :1:2006/06/11(日) 00:12:12.75 ID:WQlZ6Sqc0
スピーカーから再び放送が流れた。競技内容の説明らしい。
説明を聞いているとどうやら二人三脚で借り物競争をするそうだ。
スタートしてトラックコースに置いてある封筒に入っているメモに書いてあるものを持ってゴールすればいいらしい。
二人三脚のペアはクジで決まるそうだ。僕はグランドのトラックコースを見た。
スタート地点からゴールテープまでは200mくらいでその途中に封筒が置いてあった。

( ^ω^)「借り物が何かで勝敗が決まるとみていいお。」

( ゚∀゚)「まあ、誰とペアになるかもかなり重要だな。」

(´・ω・`)「あ、組み合わせのクジを配ってるよ。」

僕達は二人三脚の組み合わせのクジを受け取った。クジを開くと7番と書いてあった。

( ^ω^)「えーと、僕は7番かお。もう1枚7番があるからその人とペアだお。」

グランドにいる人達がパートナーを探して右往左往し始めた。
僕も7番のクジを持った人を探す。向こうの方の人ごみの中からツンがやってきた。

405 :1:2006/06/11(日) 00:12:43.60 ID:WQlZ6Sqc0
ξ゚?゚)ξ「ブーンは何番ですか?」

( ^ω^)「あ、7番ですお。」

ξ゚?゚)ξ「あら、私も7番です。よろしくお願いします。」

(;^ω^)「あ、よ、よろしくですお。」

僕は適当にやろうと思ってのでかなり焦った。
粗相をしたらバイト代が減るかもしれない。額から汗が流れる。
その時、僕を見つけたジョルジュがやってきた。

( ゚∀゚)「お、ブーンはツンさんとペアなのか。」

( ^ω^)「う、うん。ジョルジュは?」

( ゚∀゚)「俺はなんとショボンなんだよ。」

(´・ω・`)「知り合いと組めるとは僕達はかなりラッキーだよね。」

( ^ω^)「おお、これは優勝候補だお。がんばってだお。」

406 :1:2006/06/11(日) 00:13:28.07 ID:WQlZ6Sqc0
ξ゚?゚)ξ「あ、ニダーがいますね。彼のペアを聞いてみましょう。」

ツンはニダーを呼んだ。ニダーはツンのそばにやってくる。
しかし、ニダーと一緒にやってきた人物に僕達は仰天した。

('A`)「何でニダーと組まなきゃならねーんだよ。」

<ヽ`∀´>「そ、それはこっちの台詞ニダ!!!でも、ペア解除したら失格ニダ!!」

( ^ω^)( ゚∀゚)ξ゚?゚)ξ「ド、ドクオファイアー!!!!」

(´・ω・`)(誰だろこの人?)

<ヽ`∀´>「だいたいおまえは何が欲しいんだニダ!!」

('A`)「TVぶっ壊れたから新しいのがいるんだよ!!」

407 :1:2006/06/11(日) 00:14:05.16 ID:WQlZ6Sqc0
<ヽ`∀´>「TVくらい自分で買えニダ。」

('A`)「うるせぇ、俺の勝手だろが。」

<ヽ`∀´>(ペア解除が失格でなければこんな奴とは組まないニダ・・・。)

('A`)「おまえ、足引っ張ったらドクオバーニングキックだからな。」

<ヽ`∀´>「こっちこそ、そっちが足引っ張ったらただじゃおかないニダ!!」

(;^ω^)(これは大変なことになりそうだお・・・。)

僕はこれからはじまる二人三脚にすさまじく嫌な予感がしていた。

408 :1:2006/06/11(日) 00:15:09.51 ID:WQlZ6Sqc0
1位の商品券10万円獲得を目指して僕達はスタートラインに集まった。
僕とツンのペア、ジョルジュとドクオのペア、そしてニダーとドクオファイアーのペアがスタートラインに並ぶ。
そして、そのまわりには総勢100人以上の参加者がうごめいていた。
その中でもドクオファイアーとニダーのペアからはすさまじい殺気のようなものを発していた。

('A`)(ニダーUZEEEEEE。)

<ヽ`∀´>(ドクオバーニングキックだけはまずいニダ。)

僕はものすごく嫌な予感がしていた。そして、審判の競技用ピストルの音がパアンと鳴り響いた。
みんな一斉にコースに置かれた封筒目掛けて猛烈なダッシュをする。

('A`)「うおおお!」

ドクオファイアーが群集から抜け出してトップに立った。さすがヒーローだ。
しかし、ドクオファイアーのスピードについていけないニダーは転んでしまった。

<ヽ`∀´>「ハゥッ!」

410 :1:2006/06/11(日) 00:15:59.66 ID:WQlZ6Sqc0
('A`)「ぬおおお!」

ドクファイアーはニダーを無視して走り続ける。
転んだニダーはそのまま地面を引きずられる。

<ヽ`∀´>「痛てててっニダ!!!ちょ、ちょっと止まれニダ!!!」

('A`)「うるせぇ、黙ってろ!!」

ニダーを引きずっていてもドクオファイアーは速い。
あっという間に封筒の置いてある場所まで到着した。

('A`)「さて、どの封筒にするか・・・。」

ドクオファイアーがどの封筒を取るか悩んでいると、
地面でボロ雑巾のようになっていたニダーが勝手に封筒を1つ手に取った。

('A`)「あっ、テメー、何勝手に取ってんだよ!!」

<ヽ`∀´>「悩んでも意味ないニダ。これにしたニダ。」

411 :1:2006/06/11(日) 00:16:45.22 ID:WQlZ6Sqc0
ニダーは封筒を開いて中のメモを取り出す。
このメモに書いてあるものを持ってきてゴールすればいいのだ。
ドクオファイアーとニダーの借り物は何だろう。

('A`)<ヽ`∀´>「・・・カツラ。」

ドクオファイアーの腕が震えていた。

('A`)「テメー、カツラなんてどこから持って来るんだよ!!変なの引きやがって!!!」

<ヽ`∀´>「し、知るかニダ!!そこらへんのおっさんから奪い取ればいいニダ!!」

('A`)「じゃあ何だ?そこらへんのおっさんの髪の毛をひっぱりまわれって言うのか?あ!!」

ドクオファイアーはかなりご立腹のようだった。
しかし、二人三脚借り物競争はまだはじまったばかりである。
波乱の幕開けだった。


【第5話終わり】





414 :1:2006/06/11(日) 00:19:40.92 ID:WQlZ6Sqc0
【次回予告】
とうとうはじまった商品券争奪二人三脚借り物競争。
1位になるのは果たしてどのペアなのか?そして、あの人?もついに登場!?
ブーンの運命やいかに?

※都合により次回予告の内容が本編と異なる場合があります。ご了承ください。


428 :VIPがお送りします :2006/06/11(日) 00:34:03.37 ID:PzSE4OG8O


戦闘員のタイツをクリーニングしてくれるなんていい悪の組織だな

……あれ?





606 :1:2006/06/12(月) 20:02:00.01 ID:aNgQA6s10
【第6話】

1位の商品券10万円獲得を目指して僕達ブラックシャドーの戦闘員は二人三脚借り物競争に参加している。
抜群の運動能力で1番に借り物の書いてあるメモを手に入れたドクオファイアーとニダーのペアは、
借り物のカツラを探してまわっていた。
さて、僕はというとまだスタート地点から少し進んだ場所だ。

ξ゚?゚)ξ「キャッ!」

ツンが転んでしまった。

( ^ω^)「あ、だ、大丈夫ですかお?」

僕はツンに手を差し伸べる。ツンは僕の手を掴んで起き上がる。

ξ////)ξ「あ、ありがとう。」

( ^ω^)「じゃあ、行きましょうですお。」

しばらくトテトテと走る。するとまたツンが転んだ。
僕はツンに手を差し伸べる。ツンは僕の手を掴んで起き上がる。

( ^ω^)「じゃあ、もうちょっとゆっくり走りましょうですお。」

ξ゚?゚)ξ「は、はい。」

ツンが運動が苦手というのは意外だった。副首領と言えども運動神経がいいわけないか。
でも、普段の凛々しいツンとのイメージのギャップがちょっとかわいい。
まあ、僕自身あんまりやる気なかったんでちょうどよかったかも。

608 :1:2006/06/12(月) 20:02:45.80 ID:aNgQA6s10
僕達がゆっくり走っているとジョルジュとショボンが向こうからやってきた。
手にはメモを持っている。

(´・ω・`)「借り物がかなり難しいみたいだよ。みんなかなり困ってる。」

( ^ω^)「ショボンとジョルジュのペアは何かお?」

( ゚∀゚)「Fカップのブラジャーなんだよな。」

( ^ω^)「さすがジョルジュ、おっぱい運が強いお。」

( ゚∀゚)「でも、Fカップの人なんて普通いないだろ?参ったぜ。」

(´・ω・`)「もし見つけたとしても貸してくれるかなあ・・・。」

(;^ω^)「確かに借りるの難しそうだお。」

( ゚∀゚)「まあ、何とか探してみるぜ。おっぱい眼力パワー全開で。」

そう言うとジョルジュとショボンはFカップブラジャー探しの旅に出た。

609 :1:2006/06/12(月) 20:03:35.44 ID:aNgQA6s10
それからゆっくり走った僕達は封筒の置いてある場所に着いた。
置いてある封筒の数はかなり少なかった。
ただ、借り物が難しいらしいので僕達にもチャンスはある。
僕は適当に封筒を拾って中のメモを見た。

(;^ω^)「・・・猫。」

ξ゚?゚)ξ「・・・これはかなり難しいですね。」

(;^ω^)「猫を発見しても捕まえるのは至難の技ですお・・・。」

ξ゚?゚)ξ「そうですね・・・。」

( ^ω^)「まあ、まずは猫を探しましょうですお。」

ξ゚?゚)ξ「はい。」

僕達はゆっくりと走り、猫を探す。

611 :1:2006/06/12(月) 20:04:14.72 ID:aNgQA6s10
小学校から出ても構わないルールだけど、小学校を出てしまうとかなりのタイムロスになる。
僕達は小学校内に猫がいないか探すことにした。
まずはトラックコースのまわりにある客席を見てまわる。
ひょっとして猫を連れてきている人がいるかもしれない。

( ^ω^)(うーん、やっぱり猫はいないお。)

僕達が客席に猫がいないか探していると、
向こうの方からドクオファイアーとニダーがやってきた。

('A`)「くそー、カツラをしているかどうかなんて見た目じゃわからねーな。」

<ヽ`∀´>「だから髪の毛引っ張ればいいニダ。」

('A`)「じゃあ、テメーがやれよ。」

<ヽ`∀´>「そんなことしたら怒られるニダ。」

('A`)「・・・。」

ドクオファイアーはニダーの頭をゲンコツで殴る。

<ヽ`∀´>「・・・ぼ、暴力反対ニダ。」

('A`)「フン。」

613 :1:2006/06/12(月) 20:05:12.08 ID:aNgQA6s10
ジョルジュとショボンもやってきた。

( ^ω^)「あ、ジョルジュ。どうかお?」

( ゚∀゚)「いやー、Fカップいねーよ。
やっぱFカップなんてワカパイちゃんくらいしかいねーよなあ・・・。」

ジョルジュがため息をついた。その時、客席から声がした。

???「オー!ジョルージュさんじゃナイデスカ!?」

声のした方を振り向いたジョルジュは驚いた顔をした。

( ゚∀゚)「あっ、ワカパイちゃん!!」

そこには褐色の肌で長い黒髪のフィリピン人がいた。

ワカパイ「ジョルージュさんも運動会デスカ。オツカレサマデス。」

( ^ω^)「ワカパイちゃんってフィリピン人だったのかお。」

( ゚∀゚)「ああそうだぜ。ワカパイーナ=ジョリーっていう名前なんだよ。」

614 :1:2006/06/12(月) 20:05:59.27 ID:aNgQA6s10
ジョルジュはすかさずワカパイにFカップブラジャーの交渉をはじめた。

ワカパイ「イツモお世話ニナッテイルジョルージュさんノ頼みナラOKヨ。」

ワカパイは鞄の中からFカップブラジャーを取り出した。

ワカパイ「キョウハ暑くて汗かきそうダッタからスペア持ってきテたの。」

( ゚∀゚)「ありがてぇ!すぐに返すから!」

(´・ω・`)「よし、ジョルジュ急ごう。」

ジョルジュとショボンはゴールへ向かって走り出した。
その様子を見ていたニダーは真剣な顔をしていた。

<ヽ`∀´>「このままではジョルジュ達が1位になって私の威厳が・・・。
・・・しょうがないニダ。」

('A`)「あ?どうした?」

617 :1:2006/06/12(月) 20:07:06.36 ID:aNgQA6s10
ニダーは意を決すると自分の髪の毛を掴みだした。
そしてモゾモゾと動かすと髪の毛が取れた。ニダーの禿げ頭が眩しい。

( ^ω^)(ニダーはカツラだったのかお。)

<ヽ`∀´>「・・・私のカツラを持っていくニダ。」

('A`)「テメー、自分がカツラならさっさと言えよ!!」

<ヽ`∀´>「うるさいニダ!!これは秘密だったニダ!!
これでもし負けたらドクオファイアーに謝罪と賠償を要求するニダ!! 」

('A`)「知るか!!」

ドクオは猛スピードで走り出した。当然、ニダーはまた引きずられている。

<ヽ`∀´>「痛てててっニダ!!!ちょ、ちょっと止まれニダ!!!」

('A`)「うるせぇ、カツラをしっかり掴んで黙ってろ!!」

620 :1:2006/06/12(月) 20:08:19.03 ID:aNgQA6s10
ドクオファイアーがいくら速くても既にゴールに向かっているジョルジュ達が勝つだろう。
その様子を見ていたツンがちょっと悲しそうな顔をしていた。

ξ゚?゚)ξ「せっかくがんばったのに私達は無理そうですね・・・。」

( ^ω^)「まあ、ジョルジュ達が勝ちそうだから問題はないですお。」

ゴール手前まで走っているジョルジュペア、それを追うドクオファイアーペア。
勝利はどちらになるのか。客席のみんなも注目していた。
しかし、ドクオファイアーペアはかなり速く、ゴール前でとうとうジョルジュペアと並んでしまった。

( ^ω^)(は、速っ!!)

('A`)「フンヌラバアァッ!」

( ゚∀゚)「やべぇ!」

しかし、ゴール前で突然ジョルジュペアとドクオファイアーペアが消えてしまった。

( ^ω^)「あれ?」

621 :1:2006/06/12(月) 20:09:01.30 ID:aNgQA6s10
ジョルジュペアとドクオファイアーペアは、
ゴール手前にある巨大な落とし穴に落ちてしまっていたのだ。

( ゚∀゚)「痛ててて。何がどうなったんだ?」

(´・ω・`)「落とし穴に落ちたみたいだね。ゴール前にあるとはかなり嫌らしい。
しかも、こんなに深いとすぐには出られないよ。」

<ヽ`∀´>「さっさと出るニダ!」

('A`)「うるせぇ!言われなくてもわかってる。」

その様子を眺めていたツンが張り切りだした。

ξ゚?゚)ξ「これで誰が1位になるかまたわからなくなりましたね。」

ツンはあちこちをキョロキョロ眺めて必死で猫を探している。
その真剣な眼差しに僕の心は少し揺れ動いた。

( ^ω^)(よし、僕もちょっとがんばるお。)

622 :1:2006/06/12(月) 20:09:34.21 ID:aNgQA6s10
僕達は猫を必死で探す。しかし、猫など見つからない。

(;^ω^)(うーん、猫、猫、猫・・・。)

その時、僕の視界にあるものが入った。

( ^ω^)「そうだ!これだお!!」

僕は小さな女の子に話をしてそれを貸してもらった。

ξ゚?゚)ξ「えっ!?それは・・・。」

( ^ω^)「僕の考えに間違いがなければ大丈夫なはずだお。急ごうだお!」

ξ゚?゚)ξ「は、はい。」

僕達はゴールへ向けてゆっくりと走り出した。

625 :1:2006/06/12(月) 20:10:26.81 ID:aNgQA6s10
最初はゆっくりだったがだんだんとツンと息があってきたのかスピードが上がってきた。

( ^ω^)ξ゚?゚)ξ「1・2!1・2!1・2!」

2人でリズムを取りながら走る。

( ^ω^)「よ、よし!もうすぐゴールだお!」

ξ゚?゚)ξ「落とし穴には気をつけてください。」

僕達はゴール前の巨大な落とし穴を迂回してゴールを目指す。
ゴールテープまであと少しになった。

( ^ω^)「やったお!!」

その時、落とし穴の中から声がした。

('A`)「俺の両足、真っ赤に燃えるッ!勝利を掴めと轟き叫ぶッ!」

決め台詞を言ったドクオが空中に高くジャンプして落とし穴から脱出した。

('A`)「ばぁぁぁぁく熱ッ!・・ドクオォォ!バアアアアニィィング!!!キイイィィーークッッッ!!!」

628 :1:2006/06/12(月) 20:11:24.71 ID:aNgQA6s10
ドクオファイアーはドクオバーニングキックで僕達より先にゴールしてしまった。
例によって引きずられたニダーがボロ雑巾のようになっていた。

('A`)「よっしゃああ!!1位だぜ!!TV買えるぜ!!」

<ヽ`∀´>「・・・とりあえず・・・1位・・・ニダ・・・。」

ニダーは力尽きていた。

(;^ω^)「アッーーーー!!!」

ξ゚?゚)ξ「・・・。」

僕達はとりあえずゴールはしたがもう遅かった。2位のようだ。
僕とツンはがっくりと肩を落とした。
その時、ゴールにいた審判は声を大きくして言った。

審判「ドクオファイアー&ニダーペアは失格です!」

('A`)「えっ!?」

<ヽ`∀´>「な、何でニダ?」

630 :1:2006/06/12(月) 20:13:00.90 ID:aNgQA6s10
審判「ゴールした時点で借り物を持っていない場合は失格となります。」

('A`)「おい、俺達は借り物のカツラ持っているぞ。」

ドクオファイアーはニダーを見た。しかし、ニダーは何も持っていなかった。
禿げ頭はキラリと光っていたが。

<ヽ`∀´>「落とし穴から出るときにカツラ落としちゃったみたいニダ。テヘ。」

ドクオファイアーは全身からすさまじい殺気を放っていた。
怪人と戦うときでもこれほどの殺気を感じたことはない。

('A`)「・・・さ、行くか。」

<ヽ`∀´>「ど、どこに行くニダ??」

('A`)「さあな、天国か地獄かはおまえが決めろ。」

そう言うとドクオファイアーはグランドから歩き始める。
ドクオファイアーと足が繋がれているニダーは泣きながら引きずられていた。

<ヽ`∀´>「た、助けてニダァアアアアアアア!!!!」

やがてドクオファイアーとニダーはグランドからいなくなった。

633 :1:2006/06/12(月) 20:13:59.52 ID:aNgQA6s10
審判が僕達の方へやってくる。

審判「1位でゴールしたペアが失格になったので2位にゴールしたペアが繰上げ1位になります。
借り物を見せてください。」

( ^ω^)「これが借り物ですお。」

僕は手に持っている猫のぬいぐるみを審判に見せた。
さきほど観客席にいた小さな女の子から借りたのだ。

ξ゚?゚)ξ「・・・。」

審判「OKです。メモには猫と書いていましたが生き物の猫とは書いていませんのでOKです。
1位おめでとうございます!!!」

その瞬間、客席から拍手喝さいが起きた。

( ^ω^)「やったお!!!」

僕は思わずツンの両手を握ってはしゃいでしまった。
すぐに気づいてツンの手を離す。

(;^ω^)「あ、す、すみませんだお。嬉しくってつい・・・。」

ξ////)ξ「べ、別にいいですよ。」

634 :1:2006/06/12(月) 20:14:43.19 ID:aNgQA6s10
それから僕達は1位の10万円分の商品券を受け取った。
その頃、ジョルジュとショボンが落とし穴から出てきた。

( ゚∀゚)「ブーン、やったな。」

(´・ω・`)「ブーンならやってくれると思っていたよ。」

( ^ω^)「い、いや運がよかっただけだお。」

ξ゚?゚)ξ「いえ、ブーンはすごくがんばってくれました。」

(´・ω・`)「これで洗濯機が買えるね。」

( ゚∀゚)「じゃあ、帰りに洗濯機でも見にヨコバシカメラに行くか。」

( ^ω^)「あ、それいいお。」

ξ゚?゚)ξ「私も行きます。」

( ^ω^)「じゃあ、みんなで行こうだお。」

僕達は小学校のグランドを出るとヨコバシカメラに向かって歩き始めた。
数日後、ツンからニダーが入院したという報告があった。


【第6話おわり】





637 :1:2006/06/12(月) 20:15:56.43 ID:aNgQA6s10
【次回予告】
とうとう決戦の日が来た!!ブーン達スリーマンセルのフォーメーションがドクオファイアーを襲う!!
ブーンの運命やいかに??

※都合により次回予告の内容が本編と異なる場合があります。ご了承ください。


640 :VIPがお送りします :2006/06/12(月) 20:17:23.77 ID:aIR9P38n0
ヨコバシカメラにいるところも書いて欲しいのだが・・・
出来るか?

644 :1:2006/06/12(月) 20:22:26.68 ID:aNgQA6s10
>>640
ちょっとグダグダしちゃいそうなのでカットしました。
特に書く予定はありません。すみません。



( ^ω^)ブーンが悪の組織の戦闘員になったようです その3
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【2006/06/13 12:10】 | 〆(・ω・ ) ヨミモノ | トラックバック(0) | コメント(3) |
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【2006/06/14 00:26】 URL | 名乗るのマンドクセ('A`) #79D/WHSg[ 編集]
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【2006/06/14 19:32】 URL | 名乗るのマンドクセ('A`) #79D/WHSg[ 編集]
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【2006/06/15 16:28】 URL | 名乗るのマンドクセ('A`) #79D/WHSg[ 編集]
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